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中古車の購入から納車までの流れ:STEP2「現車をチェック」

中古車購入基礎講座

中古車探しって中古車ビギナーにとってはちょっと難しそう、と思うかも知れませんが、そんなことはない。キチンとした要点さえ押さえておけば、中古車探しなんてカンタンです!!

中古車ビギナーも読めば安心!!

STEP

2

現車をチェック!!

見た目だけで判断するべからず!!

中古車のコンディションは一台一台すべて異なり、キチンとした見極めが重要となってきます。

中古車を購入する場合、いちばん気を付けなければならないのが現車のチェックです。中古車は新車と違って一台一台コンディションが異なります。まったく同じ条件のクルマは2台と存在しません。程度の良いクルマもあれば、そうでないクルマもあります。その違いは店頭のプライスによってあらわれる(相場より高ければ程度は良く、低ければ悪い)のだが、それがすべてではないのも事実。高くても程度が良くなかったり、安くても程度は良かったりするものである。一見キレイに見えるクルマでも、じっくりよく見てみると意外とガタが来ていたりすることだってある。まぁ、要は目利きが必要なワケで、ここでしっかりしたチェックを行い、良いモノを買えるかどうかで、その後のカーライフは大きく変わってくると言っても過言ではない。だから店頭での現車のチェックは怠る事のできない重要な作業なのである。

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中古車チェック箇所

check エンジン

中古車チェックポイント:エンジン

アイドリングの安定とバッテリーの消耗もチェック。

ボンネットを開けてエンジンルームのチェックも忘れないで。エンジンルーム内が極端に汚れていたり、オイルがにじみ出ているものは要チェック。あと、エンジンは実際にかけて調子を見てみよう。しっかりエンジンはかかるか、アイドリングは安定しているかをチェック!バッテリーも古いものでないか、上がっていないかチェックしておこう。明らかに消耗しているバッテリーは交換してもらおう。オイル交換に関しては納車時にキチンと交換してくれる販売店がほとんどだが、一応確認しておきたい。

check インテリア

中古車チェックポイント:インテリア

室内を見ればクルマの程度がわかってくる。

クルマの程度の善し悪しは車内を見れば大体分かるという。程度の良いクルマは大体インテリアはキレイなもので、車内が極端に汚れているクルマは全体的に程度も良くないことが多いのだ。車内をなおざりにするオーナーが車外のメンテをしっかりとやるわけがないのだ。しかも常に目にするインテリアは非常に気になる大事なトコロ。だから車内の程度はちょっと厳しくチェックしておこう。せっかく買ったのに、シートや天井にシミやタバコのコゲ痕などがあるのは気持ち良いワケがない。チェックすべきは次のとおり。シートの破れ・変色、インパネのキズ、タバコのコゲ痕・ヤニ汚れ、室内全体の黄ばみ、異臭がしないか?またルームライトの点灯チェック、パワーウインドウ、オーディオ等の作動チェックもしっかりしておこう。

check ボディ

中古車チェックポイント:ボディ

いろんな角度からじっくりエクボをチェック!!

パッと見てイチバンわかりやすいのがボディの程度だろう。中古車なので多少の小キズがあるのは仕方ないにしてもボディの下地が見えるほどのキズはキチンと直してもらえるよう頼んでみよう。あとよく見てみると小さなエクボがあるクルマもある。小さなエクボは見る角度によって見えなかったりするのでボディを見るときはいろんな角度から見てみるコト。ボディの色あせなども注意して見ておこう。色あせはボンネットやルーフなど水平な面に多く見られる。特にソリッドの赤色のクルマは色あせしやすいのでよく見てみよう。あとはサビ。サビは隠れた水の溜まりやすいところによくできるのでよく見回そう。納車されてから「見逃していた~」なんてことにならないように!

check タイヤ

中古車チェックポイント:タイヤ

アイドリングの安定とバッテリーの消耗もチェック。

タイヤ山(ミゾ)は十分に残っているかはキチンとチェックしておこう。余命幾ばくもないタイヤで納車されても、すぐに交換しなければならない。そうなると余分な出費になってしまう。新品とはいかないまでも、山のあるタイヤに変えてもらうよう頼んでみよう。あと、偏摩耗(タイヤ面の片方だけが著しく摩耗している状態)していないかもチェックしておこう。偏摩耗が著しい場合はアライメントなど、足廻りに何らかの不具合がある可能性アリだ。

修復歴とは?

事故車=修復歴車ではない

自動車公正取引協議会によって定義されている「修復歴車」は、右図の9つの箇所のいずれかを修正及び交換した経歴があるクルマである。これらはクルマの強度を支える骨格にあたる部分で、ここが損傷を受けると走行に支障をきたす恐れがある大事な箇所。しかし、一般的には「修復歴車=事故車」と解釈されがちだが、事故車でなくとも右図の箇所を修正する場合があり、修復歴車が必ずしも事故車というわけではないのだ。また、バンパーやフェンダー、ドアやボンネットのへこみを修復・交換したものは定義に値しないので修復歴車には当たらない。くれぐれも誤解のないように!

クロスロードは修復歴の有無を
100%表示しています。

  • ①フレーム
  • ②クロスメンバー
  • ③フロントインサイドパネル
  • ④ピラー
  • ⑤ダッシュパネル
  • ⑥ルーフパネル
  • ⑦フロアパネル
  • ⑧トランクフロアパネル
  • ⑨ラジエータコアサポート(交換のみ)

Check

最期は現車を試乗で見極める

外装をひと通りチェック出来たら仕上げは試乗。見た目がキレイでも、肝心の走りがダメなら元も子もない。だから試乗はクルマを決める大きな要素なのだ。ただし試乗をする場合は、そのクルマの車検が切れていたり、お店やクルマによっては試乗できないこともあるので事前に販売店に問い合わせてみるのがベストだろう。あと、キミが免許取り立てで運転に自信がない場合は、親もしくは日頃からクルマに乗っている知人に乗ってもらうといいだろう。

●試乗時チェックポイント●

  • ハンドルが取られていないか?
  • ブレーキの効きは十分か?
  • エンジンにバラつきはないか?
  • メーター類は正常に作動しているか?
  • エアコンはキチンと効いているか?
  • 電装系はキチンと動いているか?
  • 異音や振動はないか?
  • AT車の変速時のショックは大きすぎないか?