高江淳の沖縄魂 Vol.06 【受理書が届きました】

2024-07-20

公式戦に申し込むと「参加受理書」なるものが大会1週間前までに諸々の書類と一緒に封書で送られてきます。これによって大会への参加資格を得ることが出来ます。今回は7/20~7/21開催の全日本ジムカーナ第7戦inイオックスアローザの受理書が届きましたのでその中身を紹介します。

1.参加受理書 ドライバーの名前、ゼッケン、参加クラス、車名が記載されており、正式に参加を認める証となります。サービス員、サービスカー、予備スペース、積載車両、金曜日、土曜日の参加の有無も書いてあります。他に未払い分の申込内容も記載されている場合もあり、当日の追加徴収額の記載もあったりします。会場で受付する際にはライセンスや免許証と一緒にこの「受理書」を提出しないと受付できませんので紛失してはいけません。

2.エントリーリスト クラス、ゼッケン、名前、車名が記載されており、参加台数と出走順が確認できます。順番としては過去の実績やランキング上位の人が後ろのゼッケンになりますが、ダブルエントリーの場合は申込時に前走か後走を選ぶことができて、10台以上の間隔を空けて走るのが基本です。

3.パドック図 ゼッケンと照らし合わせて自分がどこに車を置くのかが分かります。殆どの人がテントや荷物用の予備スペースを取っており、中にはサービスカーの分も合わせて3つ分のスペースを取っている人もいます。会場によってはどこに配置されるのかも気になるところで、タイヤサービスやコースに近いパドックはラッキーです!

4.諸施設見取り図 会場全体が把握できます。パドックやコース以外にも、一般駐車場や積載車駐車場、コントロール室、受付場所、車検場、技術室、審査員室、ブリーフィング会場、表彰式場、タイヤサービス、観戦エリア等が記載されており、自分が状況に応じてどこに行けばいいのかが分かります。

5.タイムテーブル 金曜日から日曜日までのスケジュールが書いてあります。特に注意すべき項目は受付、ブリーフィング、車両持ち出し、開会式です。遅れると罰金や厳重注意になる場合も!?1桁ゼッケンは出走時間も要チェック。スタートラインに遅れるなんて以ての外。土日で時間も変わりますので間違いのないようにしないといけません。

6.各種パスカード:ドライバー用、サービス用、車両用、サービスカー用とそれぞれ色分けされています。他にもゲスト用等もありますが、パドックに入ってドライバーに代わって車両の移動や整備をする場合はサービスパスが必要になります。これらパスカードも紛失すると会場に入れなくなるので注意が必要です。

7.その他 受付時に配布するパンフレットや車両持ち出し申請書、車載カメラ申請書、領収書、電子申請の場合は提出用の誓約書などもあります。そして肝心のコース図は当日の朝に配布されます。前日夕方に配布される場合もありますが、これが一番ドキドキする瞬間ですね。ジムカーナの難しさでもあり、面白さでもあります。

以上が、受理書の紹介でした。今は受理書が届く前に主催者のHPでいち早くエントリーリストやパドック配置図等が発表されますが、この受理書が届くと「いよいよ始まる!」と身が引き締まります。昔は申込台数が会場のキャパを超えて不受理になるドライバーもいました。
後半戦突入の第7戦は富山県南砺市のイオックスアローザ、土曜日からYouTubeでも配信されますのでぜひ楽しみにしてご覧ください。

リザルト速報

http://2024jgc7.la.coocan.jp/sokuhou.html

YouTube配信 【全日本ジムカーナ】
2024年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦イオックス

7月20日 公開練習 第1ヒート

7月20日 公開練習 第2ヒート

7月21日 第7戦 決勝 第1ヒート

7月21日 第7戦 決勝 第2ヒート

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