昭和モータース 昭和モータースVol.38

昭和モータースVol.38

おいっし!寒くなってきてるけど、車も本人も元気ね?バッテリー上がってない?最近はマニュアル車乗ってないから運転できるかな状態でよや。強化クラッチ意味なさよー!解体屋~にも部品置きっ放しだし。車をいじる時間を3日くらいちょうだい!

あ、そーいえば!このコーナー、モンゴル800のギター、儀間崇さんも見てくれてるらしいよ!!超感激やっさ~。次会ったら、昭和モータースステッカーあげようやっさ。

さて、「こんなーしてすがらせたらカッチョいいあらにシリーズ」、今月は渋いぜ?今は無き「ピラーレス4ドアハードトップ」。多分、安全性云々で無くなったんだろうけど、窓を全開したときの開放感よ!最近の車には絶対ないね。助手席の後ろが一番の特等席かな。そんな美しい四枚ハードトップ、今回の車は「Y31シーマ」。「シーマ現象」って言われるくらい流行ったね。ターボはホントにケツが沈んで鬼のような加速しよった。当時はとても買えなかったけど今だったらもしかして?

シーマって圧倒的にVIP仕様が多いけど、今回は「アメ車」風にするぜ。これマジで絶対カッチョいい!ベースはバネサスのノンターボ。壊れにくいし。んで、色は「グレイッシュブラウンメタリック」。これアメ車っぽいし何よりもシーマらしい色って思わん?

1、まずは、Aピラーを含む屋根をレザートップっぽくシボ付きの艶消し黒に塗ります。オープンカーの幌を閉じた感じになるわけね。ピラーレス4ドアのオープンっていかにもアメ車っぽい!

2、今回は車高は前を中心に下げよう。フロント下がりのリアがちょっとだけヒップアップしてるとなおよし!でもリアはホイールアーチの中が見えない程度に。フロントは結構被るくらい。

3、今回の一番のキモ!タイヤとホイールのチョイス。難しいね~。散々悩んだ結果!雑誌で見たけどこれはどう?フォードエクスプローラー(95~01)純正16インチメッキホイル!三本スポークのねじれ逆ゾリタイプ!これ5穴のPCD114.3らしいよ。色々流用出来そうじゃない?鉄製らしいけど競技車じゃないからいいさね。タイヤはホワイトレターにしよう。これアメ車っぽくする鉄則。今回に限っては引っ張りの逆、ムッチリで、ツライチじゃない方がいい。少し引っ込んでた方がチョイ前のアメ車っぽいのだ!

3、可能ならベンチシートのコラムシフト。さすがに現実的に無理そうだからヘッドレストだけ外したらいい雰囲気出るかな。あ、でもヘッドレスト外した後に開いた穴もちゃんと何かでさりげなくキャップしてよ?こんな細かいのってすがらすときに大事よ。ただアメ車っぽいから外しましたーだけではふーじないよ?

4、小さめのダックテールスポイラー付けよう。ボディ同色がいいね。わざとアンテナをボンネットとフロントウインドウの間に垂直に立てよう。左側がいいかな?エアロはいりません。フロントリップもいらない。あえて。エンジンはV6だから、出口下向きのデロデロ鳴るマフラーだったら嬉しいな。

ちゃーやが?コレマジで欲しいなー。分かってると思うけど、フィルム貼らないで四枚の窓、全開で走ってよ?しにカッチョいい!何でカッチョいい車がどんどん無くなっていくのかな~。日本の安全基準って一番厳しいんだはずね。

とーあんしぇーまた車の話~して盛り上がろうね。してホントにモンパチ崇さん読んでくれてるかな?(笑)
また来月癒汰志駆!

ひーぷーのPROFILE

ひーぷー

昭和モータース

文・ひーぷー

絶大なる人気を誇るROK「ティーサージパラダイス」やOTV「ひーぷー☆ホップ」でおなじみのヒープーこと真栄平仁(まえひら ひとし)。劇団O.Z.Eの頭として脚本、演出、舞台美術などを手掛ける舞台演出家。現在の愛読書は「Gワークス」

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