2021EXCITING-GYMKHANA 第4戦
ロングコース!しかも雨・・・。
今回のコースもエキジムアンバサダー山野哲也選手監修の、久しぶりのターン大目の比較的長めのコース。数か所に傾斜の強いヵ所にターン区間が設置され、サイド使用の選択、サイドを引くタイミングや強さによって差が付くテクニカルコースでした。
ノーサイドクラス
- 優勝 安田 沙織 (1分24秒896)
- 2位 宮平 智子 (1分26秒059)
- 3位 眞喜志 康司 (1分26秒208)
4台で争われた今回のノーサイドクラス。ハーフウエットとなった第3HEATでエッセの宮平選手が2位へ6秒以上の差を付けつ圧倒的な走りを見せ、泣きの一本は選択せず。2位、3位のロードスター安田選手とリーフ眞喜志選手はもちろん泣きの1本を選択。路面が大幅に改善した最後の一本勝負でパイロンペナルティー込みでも2位へ1秒以上の差を付ける素晴らしい走りを見せた安田選手がうれしい初優勝!2位は初参戦で一時は優勝間違い無しか!?という素晴らしい走りを披露してくれたエッセの宮平選手。3位はLSDを装着してきたが、悪状況の路面に苦しんだリーフ眞喜志選手。
RRD2クラス
- 優勝 石原 昌行 (1分17秒153)
- 2位 比嘉 誠 (1分17秒720)
- 3位 野村 慎也 (1分20秒067)
こちらも路面状況から2本目一発勝負となったRRD2クラス。RX-8で参戦の石原選手が練習走行の第1HEATこそミスコースを犯してしまいましたが、ウエットの第2HEAT、ドライの第3HEAT共安定した走りを見せ今季初優勝を果たしました!2位はS2000比嘉選手。第3HEAT中間タイムでは石原選手を上回りましたが、最終のテクニカルセクションでミスが出て大きくタイムロスし、惜しくも逆転ならず!3位はシルビアの野村選手。喰わない路面でターボのパワーが生かせず苦しい中、何とか繊細なアクセルワークで破綻を抑え表彰台を死守しました。
ビギナークラス
- 優勝 伊波 哲也 (1分20秒224)
- 2位 座喜味 盛一郎 (1分22秒790)
- 3位 大城 敬一 (1分24秒083)
今回のビギナークラスを制したのは、ドリフト仕様のS15ワンビアで参戦した伊波選手。初参戦でウエットにもかかわらず、500馬力のワンビアで絶妙なコントロールを見せ練習走行からTOPタイムを叩き出す!午後もTOP3に食い込み、もちろん泣きの1本を選択し、ほぼドライとなった一本勝負でマシンのパワー、フォーミュラドリフトで鍛えたマシンコントロールテクニックをいかんなく発揮し、2位へ2秒以上の大差を付けて初参戦初優勝を飾りました!!2位はミラバンの座喜味選手。優勝した伊波選手のマシンとの物凄い馬力差を物ともせず第3HEAT終了時にはTOPに立ち、泣きの1本勝負にも大幅タイムアップを果たしましたが、惜しくも逆転を許し2位となりました。3位は1000km走行後のぶっつけ本番!ニューマシンのFF新型ヤリスを投入してきた大城選手。今後マシンが仕上がれば高い戦闘力を発揮しそう!今から楽しみな一台です。
PNクラス
- 優勝 ウィルソン 光 (1分19秒157)
- 2位 登川 和宏 (1分21秒497)
- 3位 宮城 勇気 (1分22秒048)
第3HEATに路面状況が改善し実質1本勝負となったPNクラスを制したのは、スイフトのウィルソン選手。高いコーナリング速度とロスの無いタイトターンを見せ昨年6月となる今季初優勝を飾りました。2位はマシンを乗り換えて3戦目となるロードスター登川選手。徐々にマシンを乗りこなしてきており、後半戦の初優勝に期待が掛かります!3位は最終アタックで生タイムTOPを叩き出すも、惜しくもパイロンペナルティーに沈んだスイフト宮城選手。手に汗握るハイレベルなスイフト同士のバトルで会場を盛り上げてくれました!!
RRD1クラス
- 優勝 長嶺 將次 (1分16秒559)
- 2位 島袋 弘明 (1分17秒025)
- 3位 金城 裕多郎 (1分17秒454)
ウエット/ドライ共TOPタイムを叩き出す完勝でRRD1クラスを制したのは、ロードスター長嶺選手。これで開幕2戦目から3連勝となり、シリーズチャンプ獲得に向け視界良好です!!2位はロードスター島袋選手。昨年から中々勝てない状況が続いていますが、今回も惜しくもコンマ差でTOPに届かず。次戦以降の巻き返しに期待です!3位はエリーゼ金城選手。難易度の高いターンもこなしロードスター勢に追いすがりましたが、惜しくもコンマ差で届かず今季初優勝はなりませんでした。
RFF/R4WDクラス
- 優勝 神里 義嗣 (1分11秒649)
- 2位 安田 翔 (1分11秒903)
- 3位 謝敷 宗一郎 (1分18秒362)
今回もR4WDクラス不成立のため、RFF/R4WD統合となった今大会を制したのは、CR-X神里選手。最終アタック直前に、目の前で安田選手が1分11秒台のスーパーラップを叩き出しプレッシャーが掛かるかと思われましたが、クリフコーナーでハーフスピンするほど目一杯攻めまくり、鬼ターンを見せた後半区間で逆転し今季3勝目を飾りました。2位はその神里選手とウエットでもドライでも約コンマ3秒差に迫る素晴らしい走りを見せたインテグラ安田選手。ほぼミスのない走りながら、神里選手の鬼気迫る走りに涙を飲みました。3位はR4WDクラスからの参加でハンデ+1秒が与えられたインプレッサの謝敷選手。久々のエキジム参戦で四駆は実質大城選手との一騎打ちとなりましたが、お互いパイロンペナルティー1本同士の第3HEATの勝負をコンマ差で制し表彰台をゲットしました。