2021G6ジムカーナラウンドinカートランド 2月21日
シンプル且つ巧妙なコース!!
今回は走り慣れたカートランドということですが、コースを熟知した神里選手の考案によりサイドターンを使うか使わないか、右か左かなどの悩みどころが随所に盛り込まれ、短くシンプルながらも巧みなコース設定となり、 皆さんそれぞれのコース攻略で、考えながらも楽しくコースを攻めていました。
FF1/2/3クラス
- 優勝 安田 翔 (1分03秒633)
- 2位 神里 義嗣 (1分04秒073)
- 3位 ウィルソン光 (1分05秒936)
7台のFF勢で争われたこのクラスを制したのは、ついに来ました!いつかは倒すと神里選手に挑み続けた、安田選手。全日本ばりに走行動画を解析し、フリーターンではサイドターンよりも定常旋回が速いと判断!自身のテクニックを出し切り嬉しい優勝となりました。2位は神里選手。相変わらずの安定した走りで走るたびにタイムを詰めていきましたが、第2ヒートで安田選手がたたき出したタイムにあと一歩届きませんでした。3位はウィルソン選手。若手のホープとしてメキメキと実力をつけてきており、今回も確実に走りを詰め、スイフトスポーツ対決を制し3位表彰台をゲットしました。
FR1/2クラス
- 優勝 佐久本 鈴輝 (1分04秒710)
- 2位 高江 淳 (1分05秒849)
- 3位 長嶺 將次 (1分06秒128)
15名と最大の参戦台数、全日本選手に参加車両も軽自動車のAZ1、86BRZ、ロードスターと多彩となったクラスを制したのは、ロードスターを駆る佐久本選手。コンパクトな車両に相性のいいカートランドに今回のコース設定を読み切りロードスターの素性を存分に引き出す走りで全日本選手2名を含むベテラン勢を振り切りました!2位はレンタルBRZで参戦の高江選手。第1/2ヒートでは同じ車両でトリプルエントリーしているタイソン選手に遅れをとっていましたが、第3ヒートで集中力を発揮し、抜群のフリーターンでスーパーテクを披露し、入賞圏外から一気にジャンプUPの2位表彰台をゲットしました。3位は長嶺選手。昨年のRRD1クラスシリーズ2位の力を見せきっちり攻め切って表彰台を死守。
ノーサイドクラス
- 優勝 仲村 春栄 (1分08秒853)
- 2位 石原 さゆり (1分11秒281)
- 3位 眞喜志 康司 (1分15秒799)
今大会で新品タイヤを投入し、クラスを制したのは貴重なM2ロードスターの仲村選手。あまりのグリップに体が悲鳴をあげながらも、経験を生かして抜群の安定度でタイムをまとめ最終出走の大役の中、大会を盛り上げました。2位はAE86改トレノの石原選手。久しぶりの参戦となりましたが、そうは見えない走りっぷりで最終アタックでは脱輪するほど攻めきりました。3位はZE1リーフの眞喜志選手。デミオやノートくらいの大きさと思って購入したリーフのデカさにビックリしたそうですが、その大きいボディと電気自動車特有の加速を活かしきり入賞!
FR3クラス
- 優勝 比嘉 誠 (1分03秒424)
- 2位 登川 和宏 (1分06秒606)
- 3位 喜瀬 慎 (1分09秒172)
コンパクトなコースでのハイパワーFR対決を制したのは、S2000の比嘉選手!注目のValinoタイヤでアグレッシブな走りを披露し4駆勢にも割って入るぶっちぎりのタイムで優勝を果たしました。2位は昨年のシリーズチャンピオン登川選手。今回は野村選手のシルビアをレンタルしての参戦でしたが流石の対応力を見せ、2位表彰台をゲット。3位は久しぶりの参戦となったS2000の喜瀬選手。最終アタックはパイロンタッチで幻ベストとなりましたが、安定した走りでタイムを残し、表彰台を掴み取りました。
R4WDクラス
- 優勝 大橋 渡 (1分03秒003)
- 2位 石原 俊 (1分03秒294)
- 3位 崎山 太一 (1分03秒492)
全日本選手3名を含む7選手で争われた4WDクラス!GR.ヤリスも登場し俄然盛り上がったクラスを制したのは、ランエボでダブルエントリーとなった本土から参戦の大橋選手。フリーターンをこれぞ4駆という豪快な4輪スライドで、レンタルマシンとは思えないマシンコントロールを披露して全日本TOPドライバーのテクニックを披露してくれました!2位は大橋選手とダブルエントリーの石原選手。自身のランエボで全日本選手のTOPドライバー大橋選手と対決し、コンマ差まで詰め寄りましたが、惜しくもかわされ2位となりました。しかしながら、全日本選手に肉薄した素晴らしい走りで今後に期待です。3位は今回唯一のスバル車インプレッサの崎山選手。最終アタックに渾身の走りでタイムアップを果たし、上位2名に食い下がりましたが一歩及びませんでした。
K1/2クラス
- 優勝 鉢嶺 賢哉 (1分09秒797)
- 2位 大城 敬一 (1分12秒613)
- 3位 座喜味 盛一郎 (1分13秒244)
3選手で争われたK1・2クラスを制したのは、コペンの鉢嶺選手。FR1/2クラスに参戦したAZ1の比嘉選手やよこ山選手とも遜色のないタイムをたたき出し、エキジム軽クラスを引っ張っていく存在となっています。2位はミラの大城選手ターボ車のコペンにも劣らぬ走りを見せ3ヒートともミス無く走りきりミラ対決を制しました。3位はミラバンの座喜味選手いつもは大城選手と僅差の戦いを繰り広げますが、今回はコース攻略で迷ったか、最終アタックで痛恨のミスコースで悔しい結果となりました。
ビギナークラス
- 優勝 佐藤 翔 (1分06秒015)
- 2位 友利 誠也 (1分08秒064)
- 3位 照屋 智也 (1分10秒599)
7名で争われたビギナークラスを制したのは、GDBインプレッサ佐藤選手。ハイパワー四駆を難なく乗りこなし、4WDクラスでも十分通用しそうな走りを見せてくれました。2位はCP9A ランサー友利選手。第1ヒート、第2ヒートともミスコースに終わりましたが、最終アタックで挽回し、2位表彰台をゲットしました。3位はNDロードスター照屋選手。フルノーマルでロールも凄い状態ですが、4輪をきっちり接地させ車両のポテンシャルをギリギリまで使い2駆勢でトップとなりました。