2018 第一戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
初の神里プロデュースのコースは荷重移動とブレーキが鍵。
今回のコース作成はカートランドでは初めてとなる神里氏。
なんとスタート前半で180度サイドターン1箇所のみというイケイケコース!とはいえ、常に横Gがかかり、且つ変則スラロームや下りからの横Gブレーキングと難易度は高く、コースアウト続出のまさにエキサイティングな展開!荷重移動とブレーキングを駆使したものが勝者となった。
ビギナークラス
- 優勝 佐久本 鈴輝 (1’17”430)
- 2位 中村 哲朗 (1’26”853)
- 3位 栗林 史樹 (1’28”020)
5名のエントリー。車種はNA、ターボ、4駆、スーパーカーとバラエティに富んだ。優勝はロードスター佐久本選手。学生最後とあって、ビギナーとは思えない素晴らしい走りを披露。エキスパートと比較しても2位に入るほどのスーパータイムを叩き出した。2位は伊是名にも参加したDC5インテ中村選手、最後のミスコースが悔やまれる。3位も伊是名に参加したインプレッサ栗林選手、次回の巻き返しに期待したい。
PNクラス
- 優勝 宮城 勇気 (1’17”869)
- 2位 菅野 僚 (1’18”396)
- 3位 喜友名 禎 (1’18”896)
こちらは今回一番の大所帯となったクラス。優勝はここ最近なかなか勝てなかったスイフト宮城選手が、強敵ベテラン勢を抑えて貴重な1勝を挙げた。2位はこれもビギナーから卒業したばかりのロードスター菅野選手が僅差の争いを繰り広げた。3位は今回の最有力候補?と言われた86喜友名選手、元RRD2チャンピオンの意地を見せるが、ミスコースやパイロンタッチで重圧を感じたのか?最後まで攻めきれなかった。
RRD1クラス
- 優勝 島袋 弘明 (1’17”032)
- 2位 兼城 邦雄 (1’19”880)
- 3位 仲村 春栄 (1’21”658)
5台のエントリーで車種はロードスターを中心にトレノ、MR-Sが加わってのバトル。優勝はロードスター島袋選手がノーミスで着実にタイムを刻み、2位を1秒以上引き離した。2位は最近実力を付けてきたロードスター兼城選手、ミスの連続で表彰台が危ぶまれたが最後はビシッと締めてくれた。3位もロードスター仲村選手、アクセルの踏みっぷりが足りなかったのか?大きく差が開いた。
RRD2クラス
- 優勝 登川 和宏 (1’16”133)
- 2位 野村 慎也 (1’19”677)
こちらは2台と寂しいエントリーとなった。優勝は安定のMR2登川選手、強敵不在でも手を抜くことなくノーミスで走り切ってのブッチギリタイムを叩き出した。2位はシルビア野村選手、チャンプ登川選手の背中を追い続け、いつかは表彰台の天辺に立って欲しい。
RFFクラス
- 優勝 神里 義嗣 (1’16”095)
- 2位 安田 翔 (1’18”509)
- 3位 具志堅 興司 (1’20”200)
こちらは3台のエントリーだが、マシンはすべて全日本で戦ってきたスペシャルの集まり。優勝はFF職人のシビック神里選手、今大会もブッチギリの走りで誰も脅かすことなく彼一人の横綱勝ちとなった。2位はシビック非タイプR安田選手が最後はタイムダウンしながらも1本目の走りでなんとか2位確定。3位はスカラシップで挑んだド派手なカラーのインテグラ具志堅選手。今後は激戦が予想されるRFFに注目!!
R4WDクラス
- 優勝 諸見里 ダニエル (1’14”665)
- 2位 石原 昌行 (1’14”939)
- 3位 謝敷 宗一郎 (1’18”521)
こちらも4台だが、走りはトップレベルのタイムを披露。優勝はJAFカップウィナーを抑えて見事コンマ差のバトルを制したエボ諸見里選手が嬉しい開幕勝利を飾った。2位は練習走行から苦戦を強いられたエボ石原選手だが、PN仕様にしても上出来ともいえる素晴らしい走りを魅せた。3位は優勝候補のエボ大城選手を退けてインプレッサ謝敷選手となった。