2017 第四戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
コース紹介
今回のコース作成は5月21日の全日本ジムカーナで優勝した高江選手。
雨を想定して作成したコースは360°ターンもなく、一見簡単に見える設定だが、ミスコースを誘発したり、パイロンタッチが続出するなどのトラップが潜んでおり、下りのブレーキングも難しく、スピンする車も続出。
見ている側もはらはらする展開であった。
ビギナークラス
- 優勝 謝敷 宗一郎 (1’35”299)
- 2位 David Kasowski (1’42”659)
- 3位 高須賀 大起 (1’48”302)
練習走行ではドライで走行出来たが、アタック1本目はウェットとなり、各車慎重になり過ぎてタイムを上げるのが難しい状況となった。そんな中、インプレッサ謝敷選手がエキスパートクラスのような攻めの走りを見せ、2位に7秒もの大差を付けて圧勝&卒業した。2位はインプレッサワゴンのディビット選手。3位は初出場のアクセラ高須賀選手が3本ともノーミスで表彰台に上がった。
PNクラス
- 優勝 神里 義嗣 (1’38”669)
- 2位 伊波 裕 (1’40”679)
- 3位 山本 広志 (1’41”622)
優勝はもちろん?出れば勝ちのBRZ神里選手。練習走行ではシビックざんみ選手に抜かれて遅れをとるものの、ウェットとなったアタック1本目では本来の勝負強さを発揮し2秒差の貫録勝ちとなった。2位は前週、高江選手の全日本優勝をサポートしたBRZ伊波選手が全日本の走りを真似て?自身最高位の2位をゲット。3位は去年のチャンピオン86山本選手が意地の攻めを見せるも大幅タイムアップならず。
RRD1クラス
- 優勝 長嶺 将次 (1’31”581)
- 2位 島袋 弘明 (1’34”206)
- 3位 エリック・キセーラ (1”34”768)
ロードスター長嶺選手が荒削りな走りではあるが、アグレッシブに攻めてぶっちぎりの優勝を飾り、ポイントリーダーに躍り出た。しかも、今回は総合でも2位という素晴らしい結果を残してくれた。2位はライバルのミスに助けられたロードスター島袋選手。3位は練習走行でベストタイムを叩き出したロードスターエリック選手であったが、アタック2本目ではミスが続き惜しい結果となった。
RRD2クラス
- 優勝 長濱 真也 (1’36”382)
- 2位 登川 和宏 (1’38”255)
- 3位 津田 隆史 (1’39”040)
今回一番の波乱が起きたクラス。優勝は常に安定した走りで、2位が定位置になりつつあったシルビア長濱選手が久々の勝利。2位には絶対王者になりつつあるMR2登川選手がまさか?まさかのミスコースで会場にどよめきが起きた。3位に入ったのは雨に強いMR2津田選手だが、惜しくもパイロンタッチを犯してしまい、タラレバ優勝を逃す結果に。
RFFクラス
- 優勝 高江 淳 (1’38”159)
- 2位 與座 貴昭 (1’39”456)
- 3位 玉城 舞子 (1’39”726)
こちらもラストでの波乱で全てが決まった。優勝は全日本での優勝も勢いにのせた高江選手。最終アタックでは滑るウェットを攻めすぎてスピンを犯すも辛うじてタイムアップ。続く玉城選手が気負い過ぎたのか?スピンとパイロンタッチの連続で最後はミスコースで終了。ラストゼッケンの與座選手はぶっちぎりのタイムを出すものの、パイロンタッチで惜しくも2位。ポイント争いも與座選手と高江選手が同率トップとなった。
R4WDクラス
- 優勝 諸見里 ダニエル (1’31”276)
- 2位 崎山 太一 (1’33”001)
- 3位 石黒 義弘 (1’33”214)
今年は4駆が熱い!優勝は波に乗っている男、ランサー諸見里選手。ライバルがタイム更新するもラストゼッケンで見事逆転し会場を大いに沸かせた。2位はインプ崎山選手がミスコースとパイロンタッチで後のない状況で鬼神の走りをするも、ラストゼッケンの諸見里選手に抜かれてしまった。3位は台風の目になりつつあるランサー石黒選手が古いタイヤのせいもあって、ウェットでは本来の走りを魅せる事が出来なかった。