2017 第一戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
コース紹介
今大会はジムカーナ界の重鎮でもあり、スーパーオーリンズでも有名なショップ代表兼全日本ドライバーでもあるエレガントスポーツアジュール代表の川村氏が作成。?
ジムカーナという競技を色んな立場で関わっており、また全国のコースを知り尽くしている足周りのチューナーというだけあって、カートランドの特徴を利用した奥の深い、ある意味課題を与えられた設定。?
スタート直後の360度ターン、ストレート手前のパイロン規制、下りからの180度ターン、ハイスピードからのシケインと直後のコーナリング、ゴール前の規制パイロンとまるでドライバーに挑戦状を叩き付けられたかのようなレイアウト。?
更に3本共に路面状況が刻々と変化し、ますますドライバー達を翻弄する展開となった。?
ビギナークラス
- 優勝 佐久本 鈴輝 (1分17秒567)
- 2位 謝敷 宗一郎 (1分19秒499)
- 3位 David Kasowski (1分21秒610)
- 4位 Dale Servoid
- 5位 小波津 敬成
久々に15台の大量エントリーで車種もターボ、NA、4駆、FF、FRと多種多様。そんな異種格闘クラスを制したのはロードスター佐久本選手。前日の秒殺トレーニングにも参加し、川村氏の指導の効果もあって練習走行からトップを独走、見事初優勝を飾った。2位も前日のトレーニングに参加し、最近はターンも上手になってきたインプレッサ謝敷選手。3位もトレーニングの効果を存分に発揮したインプレッサワゴンのデイビット選手がビギナー常連組を押しのけて表彰台に上がった。
PNクラス
- 優勝 神里 義嗣 (1分17秒921)
- 2位 伊波 祐 (1分19秒856)
- 3位 山本 広志 (1分20秒063)
- 4位 大城 和史
- 5位 玉城 実
各クラスで猛威を振るっている神里選手がついにPNクラスにも進出。BRZ伊波選手とダブルエントリーで当然?の如くウェットでもドライでも全日本で鍛えられたテクニックを存分に発揮しての完全勝利となった。2位は今年1月の伊是名でもその片鱗を見せたBRZ伊波選手が同車種のライバルでもある山本選手を押しのけた。3位は去年のチャンピオン86山本選手が練習、アタック1本目共にパイロンタッチでプレッシャーを感じたのか?伊波選手に0.2秒及ばず悔しい結果となった。山本選手とダブルエントリーの全日本SCクラスチャンプの牧野選手はまさかの電子制御キャンセルを忘れてしまい無念の最下位となった。
RRD1クラス
- 優勝 川上 雅史 (1分15秒626)
- 2位 島袋 弘明 (1分15秒675)
- 3位 長嶺 将次 (1分15秒749)
- 4位 高安 博之
- 5位 高安 司
こちらも久々の9台の大量エントリー。このクラスは去年β02が猛威を振るったが、今年からSタイヤ扱いとなりその動向が注目された。1位はラストアタックで逆転劇をみせたロードスター川上選手が1年ぶりの勝利となった。2位は去年は71Rで我慢を強いられていたロードスター島袋選手がなぜか重い屋根を付けたまま走り、0.05秒差で悔いの残る結果となった。3位はβ02から71Rにスイッチしてまだ慣れないのか?ロードスター長嶺選手が入った。
RRD2クラス
- 優勝 登川 和宏 (1分16秒512)
- 2位 長濱 真也 (1分16秒629)
- 3位 津田 隆史 (1分17秒013)
- 4位 小田 賢志
- 5位 上運天 拓巳
こちらはMRとFRの6台の戦い。タイヤ銘柄も各車様々。1位は練習走行でミスコースを犯すも、午後の仕切り直しではしっかりと走りきった去年のチャンピオンMR2登川選手。2位はこちらも、毎回安定した走りながらも、中々トップに立てず今回も0.1秒差で惜敗したシルビア長濱選手。3位はウェットでトップに立つも、午後のドライになってはいつもの定位置となってしまったMR2津田選手。このクラスは上位陣はいつものメンバーとなり特に波乱は起らなかった。
RFFクラス
- 優勝 宮城 聡 (1分16秒740)
- 2位 高江 淳 (1分17秒967)
- 3位 與座 貴昭 (1分18秒038)
- 4位 宮城 勇気
- 5位 玉城 舞子
全日本ドライバーの高江選手が数年ぶり?のラジアルクラスに参戦。また12月にも来沖した近畿地区3位の道下選手も参戦して大いに盛り上がった。しかし、優勝したのはなんと與座選手のインテグラでダブルエントリーした宮城選手。午前中の2本はペナルティに沈むも午後のラストアタックでは見違えるような走りを見せ、見事逆転&初優勝を飾った。2位は久々のラジアルとはいえ、勝って当たり前の全日本ランキング3位の高江選手。次回雪辱なるか!??3位は去年のチャンピオンインテグラ與座選手がまさかのオーナーキル。こちらもリベンジに期待したい。もうひとつの小さな戦い!?宮城VS道下対決は12月に続き宮城選手に軍配が上がった。
R4WDクラス
- 優勝 石原 俊 (1分13秒427)
- 2位 石原 昌行 (1分16秒111)
- 3位 上原 克洋 (1分16秒829)
- 4位 崎山 太一
4台と少々さびしい感はあるがランサーVSインプレッサの戦いは相変わらず熱い展開となった。優勝はなんとアタック1本目まではミスが多く、あとのない状況になっても怯まずに攻めの走りを見せたエボ石原選手。2位は古いラジアルタイヤで我慢の走りを強いられたエボ石原選手が周りのミスにも助けられての2番手タイム。3位はミスコースや凡ミスしながらも、ラストアタックでどうにかまとめたインプレッサ上原選手が入った。今年は全日本PNルールのタイヤとエキジムルールのタイヤが異なるためエボ石原選手は常に苦戦を強いられることは必至。
オープンクラス
- 優勝 喜友名 禎 (1分21秒973)
今回はRX-7喜友名選手一人の寂しい参加となった。このクラスは車の改造範囲は自由で、Sタイヤ以外にもβ02、A052等の超ハイグリップタイヤも該当します。家で眠っている改造車をお持ちの方、お待ちしております。