2017 エキシビションマッチ|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
2017EXCITING-GYMKHANA エキシビションマッチin伊是名島
今大会はジムカーナキングこと山野哲也氏が作成。?
高江氏からの「普段走っているカートランドでは味わえないようなハイスピード且つエキサイティングなコースにして欲しい」との要望に応え、?
4速全開スラロームからのブレーキングや3速からのコーナリングが盛り込まれた。また、観る者を楽しませるために各セクションに沖縄独特の植物や伊是名村の名所を設定。?
MC久野氏の分かりやすい解説も相まって、会場全てが一体となったイベントになった。?
ビギナークラス
- 優勝 安田 翔 (1分19秒292)
- 2位 謝敷 宗一郎 (1分19秒490)
- 3位 金城 靖司 (1分20秒051)
- 4位 中村 哲朗
- 5位 小波津 敬成
今回は9台のエントリー。台数が一ケタだと卒業ポイントは優勝者だけに与えられるシステム。その優勝10ポイントをゲットしたのは前回優勝のGC8インプレッサ安田選手。ライバルのGDBインプレッサ謝敷選手とのコンマ差のバトルを制し優勝&ビギナー卒業となった。2位はコンマ差で涙を飲んだ涙目インプレッサの謝敷選手。3位はNAシルビアで4駆ターボに果敢に挑んだ金城選手。2年ぶりの伊是名という事もあって、ビギナーには異次元のコースに感じたのか?6回のミスコースと6回のペナルティが続出した。
PNクラス
- 優勝 山本 広志 (1分19秒747)
- 2位 伊波 祐 (1分23秒689)
- 3位 宮城 勇気 (1分24秒732)
- 4位 大城 和史
2006年以降の新しい車で勝負するクラス。優勝したのは前年度チャンピオンの86使い山本選手が冷静に走りきって今年初勝利を手にした。2位は幻のベストタイムを叩き出すも3本ともペナルティーに泣いたBRZ伊波選手。3位は前日のトラブルで急遽山本選手とダブルエントリーとなった宮城選手。2月の開幕からは強力ドライバーもエントリーしてくるこのクラス、益々激しい戦いが予想される。
RRD1クラス
- 優勝 島袋 弘明 (1分19秒033)
- 2位 石原 さゆり (1分22秒497)
- 3位 仲村 春栄 (1分22秒552)
いつもは大盛況のクラスだが、今回はちょっとさびしい3台のエントリーとなった。優勝は去年、自主的にタイヤ規制をしていたロードスター島袋選手。2位は久々の表彰台をゲットしたトレノ石原選手。3位はカーボンヘルメットで軽量化を図るも100分の5秒差に泣いたロードスター仲村選手。このクラスは去年話題になったタイヤを履く選手が多かったが、今年から禁止になるので新たなタイヤチョイスが注目される。
RRD2クラス
- 優勝 登川 和宏 (1分14秒631)
- 2位 野村 慎也 (1分18秒071)
- 3位 具志堅 興司 (1分20秒008)
- 4位 上運天 拓巳
2リッターFRターボが主力のクラス。優勝は前年度チャンピオンのMR2登川選手が他を寄せ付けない圧倒的な速さを見せつけ3秒差の大勝となった。2位は練習タイムがベストとなってしまったシルビア野村選手。3位はおニューのタイヤのグリップがいまいちだったMR2具志堅選手。このクラスは今年はタイヤはアジアン、国産入り乱れての戦いが予想される。
RFFクラス
- 優勝 神里 義嗣 (1分15秒012)
- 2位 阿利 紀和 (1分19秒230)
- 3位 比嘉 雄一郎 (1分30秒166)
- 4位 稲福 正仁
今回はホンダ車と軽自動車のミックスされたクラスとなった。優勝は元祖FF使いのCR-X神里選手。全日本で鍛えた走りでハイスピードコースも難なく走り、2位に4秒近い差をつけた。2位はインテグラ阿利選手。前日の夕方からのためか、走り不足で3本目でようやくコースに慣れたが大きく水を開けた。3位は前日トラブルで急遽アルトワークスでダブルエントリーの比嘉選手。今年は誰がエントリーすか予想の付かないクラスになりそうだ。
R4WDクラス
- 優勝 石原 昌行 (1分12秒901)
- 2位 石原 昌行 (1分14秒733)
- 3位 石原 昌行 (1分15秒845)
- 4位 上蔵 誠
- 5位 石元 啓介
5台のPN仕様からSA仕様まで入り乱れたクラスとなった。優勝は全日本にも参戦し、全日本ランキング7位のエボ石原選手。PN仕様ながらも全日本の経験を生かして唯一の12秒台を叩き出して勝利をゲット。2位は練習タイムでベストを出すも最終アタックでパイロンタッチと不完全燃焼のエボ諸見里選手。3位は久々にエントリーのGDBインプレッサ上原選手。今回、全日本ドライバーでJAFカップウイナー石元選手も急遽ダブルエントリーしたが3本ともペナルティーで下位に沈んだ。
オープンクラス
- 優勝 高江 淳 (1分12秒429)
- 2位 石原 俊 (1分13秒774)
- 3位 喜友名 禎 (1分26秒281)
ラジアルタイヤ以外で走るクラス、今回はFF、FR、4駆が入り乱れてのエントリー?優勝はやはりこの人、全日本ランキング3位のインテグラ高江選手。暫定仕様のSA車両ながらも、見違えるような加速と機敏な動きで総合までゲットしての優勝となった。2位はエボ石原選手が有利なハイスピードコースを生かせず1秒差の苦汁を舐めた。3位はミッショントラブルで1本目のペナルティタイムで悔しい思いをしたRX-7喜友名選手。今年からはSタイヤ以外にもβ02等の超ハイグリップラジアルタイヤもオープンクラスとなるので参加の際は注意が必要である。