2016 第十一戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
コース紹介
今大会は2015年全日本PN1チャンピオンの阪本芳司選手が作成。普段の走行会で走っているパイロン配置にアレンジを加えて、ミスコースを誘発しつつ、より難しく、でも走り甲斐のある楽しい工夫が凝らされたコースとなった。スタート位置も初めての場所でいつもと違う新鮮さに選手達は2016年最後のジムカーナを楽しんだ。
ビギナークラス
- 優勝 安田 翔 (1分23秒186)
- 2位 金城 靖司 (1分26秒655)
- 3位 兼城 次雄 (1分26秒880)
- 4位 謝敷 宗一郎
- 5位 喜屋武 崇
8台のエントリー台数が一ケタだと卒業ポイントは優勝者だけに与えられるシステム。その優勝10ポイントをゲットしたのはちょうど1年ぶりの優勝となったインプレッサ安田選手。他を寄せ付けない安定した走りで最後まで抜かれることなく逃げ切った。2位は16年ぶりの参加となったNAシルビアの金城選手。3位は同排気量ながら0.2秒差で苦汁をなめたBRZ兼城選手。今回なんと現役高校生が初参加!免許証さえあれば高校生でも参加できるエキジムは、敷居は高くないので、多くの車好きの参加をお持ちしています。
PNクラス
- 優勝 山田 寛宣 (1分22秒580)
- 2位 宮城 勇気 (1分23秒348)
- 3位 山本 広志 (1分24秒682)
- 4位 道下 貴広
- 5位 玉城 実
全日本ドライバー2名を含み過去最多となった。優勝は山本選手とダブルした全日本ドライバー山田選手。全日本SA2クラスでもランキング3位の実力をいかんなく発揮して貫録の走りを見せつけた2位はスイフト宮城選手。沖縄チャンプの山本選手には勝ったが山田選手には届かなかった。3位は沖縄チャンプの山本選手。今回はプレッシャーを感じたのか?ミスコースやターンミスを誘発していた。
RRD1クラス
- 優勝 長嶺 将次 (1分21秒884)
- 2位 島袋 弘明 (1分22秒446)
- 3位 兼城 邦雄 (1分22秒611)
- 4位 川上 雅史
- 5位 石原 さゆり
9台のエントリー、内3人の全日本ドライバーが参戦。シリーズチャンプを逃したロードスター長嶺選手がラスト1本でうっぷんを晴らすかのような見事の走りで優勝。2位はアジアンタイヤながら、カートランド最強といわれるβ02にコンマ差まで詰め寄ったロードスター島袋選手。3位はマシンもドライバーも順調に成長しているロードスター兼城選手。ちなみに3人の全日本ドライバーは下位争いを演じていた。
RRD2クラス
- 優勝 登川 和宏 (1分20秒912)
- 2位 長濱 真也 (1分22秒276)
- 3位 津田 隆史 (1分22秒822)
- 4位 上運天 拓巳
優勝はやはりこの男チャンピオン登川選手。練習走行では珍しくミスコースの罠に掛かったが、アタック1本目で唯一の20秒台を叩き出した。2位はスカイラインでダブルエントリーの長濱選手。不利といわれる車でもしっかりと結果を出した。3位は先月雨で優勝したMR2津田選手、前後のグリップバランスが悪くMR2の悪い部分が目立ってしまった。
R4WDクラス
- 優勝 小川 謙輔
沖縄ドラと全日本ドラの2対2の戦いとなった。優勝は初エキジムで初優勝の偉業!?を達成した元Dクラスチャンピオンの小川選手。諸見里選手のエボでダブルし、前日の走行からビデオ解析を行い、全日本らしい緻密な戦略で勝利を手にした。2位は沖縄ドラではあるが、全日本ランキング7位のエボ石原選手。PN車両ではあるが、地元の利を生かして勝利は必須であったが0.1秒及ばず。3位はエボ諸見里選手、小川選手に100分の1秒差まで詰め寄るシーンもあったが惜しくもパイロンタッチとなった。
オープンクラス
- 優勝 大城 剛 (1分17秒703)
- 2位 石原 昌行 (1分17秒830)
- 3位 諸見里 ダニエル (1分18秒358)
- 4位 石黒 義弘
ラジアルタイヤ以外で走るクラスに6台がエントリー優勝はJAFカップで脱輪で幻の2位となったエボ大城選手。狭いコースでもリズムよく走り車の重さを感じさせない軽快さは圧巻の15秒台を叩き出した。2位は総合優勝の可能性もあったCR-X神里選手、リヤがオーバー気味で今回は完敗となった。3位は久々に怪我からの復活を遂げたRX-7喜友名選手が同じダブルの高江選手を抑えて表彰台に滑り込んだ。ちなみに久保田選手は最後までターンミスを犯して前回優勝からビリに転落した。