2015 第六戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
コース紹介
今回も沖縄を代表する全日本ドライバー高江選手が作成。今回の見どころは観客前の縁石を如何にスムーズに抜けるかがポイントとなった。ギヤ選択に迷うドライバーやサイドで向きを変えるドライバーもいてライバル選手たちもチェックに余念がなかった。試走を担当した高江選手も「車種やセッティングによって走り方は様々ですが、大事なのはリズムよく走り抜けることです」との事。また、8の字やゴールに向かって大きな円の字を描くようなコーナーの処理でもタイム差が出るレイアウトであった。
チャレンジクラス
- 優勝 菅野 僚 (1分18秒636)
- 2位 志良堂 清人 (1分18秒831)
- 3位 仲里 和浩 (1分21秒307)
- 4位 伊波 陽介
- 5位 Chris Rodriguez
参戦2戦目のアルテッツァ菅野選手が素晴らしい走りをみせた。練習ではリズムが掴めずいまいちな走りであったが、アタック1本目では1速ホールドで走り切る作戦に切り替え見事暫定トップ!アタック2本目も作戦を変えず、多少レブリミッターが当たろうがなんのその。脱輪のペナルティーを犯すが、1本目のタイムで逃げ切り優勝を果たした。2位は前回優勝のS2000志良堂選手。0.2秒差で涙をのんでそのまま卒業となった。3位は久々参戦のロードスター仲里選手が3本とも安定した走りで初表彰台を果たした。
PNクラス
- 優勝 山本 広志 (1分18秒525)
- 2位 玻名城 守人 (1分19秒479)
- 3位 宮城 勇気 (1分19秒491)
- 4位 伊波 祐
- 5位 Steve Figus
2勝目と好調の86山本選手が借り物でエントリーとなり連勝が危ぶまれた。しかし、借り物86でも練習走行から安定した走りで1本目のタイムで逃げ切り優勝となった。2位は優勝のチャンスはあったものの、コース攻略にてこずり、最後まで19秒の壁を破ることができなかったスイフト玻名城選手。3位は少しずつマシンを仕上げてきたスイフト宮城選手が同車種の玻名城選手まで0.012秒差まで追い付いてきた。今回は山本選手とダブルの伊波選手もペナルティながら好タイムを出していたので次回に期待したい。
RRD1クラス
- 優勝 島袋 弘明 (1分14秒652)
- 2位 神里 義嗣 (1分15秒251)
- 3位 高安 博之 (1分15秒518)
- 4位 高安 司
- 5位 兼城 邦雄
今回はラジアルKクラスが成立しなかったため、AZ-1神里選手がRRD1にエントリー。先月のように圧倒的な速さで総合まで狙うのかと思われたがリズムが掴めない。1位は苦手だったカートランドを克服したロードスター島袋選手が唯一の14秒台で難敵神里選手を抑えて3連勝を飾った。2位は逆転優勝を狙った神里選手だがまさかのガス欠により練習タイムを上回ることができなかった。ポイント争いは島袋選手が頭一つ出た感があるがまだまだ分からないクラスである。
RRD2クラス
- 優勝 登川 和宏 (1分13秒683)
- 2位 喜友名 禎 (1分14秒628)
- 3位 津田 隆史 (1分16秒548)
- 4位 具志堅 興司
- 5位 野村 慎也
こちらもラジアルKクラスが成立しなかったため、喜友名選手がRX-7に乗り換え、前回優勝のMR2津田選手、前々回優勝のMR2登川選手、優勝はないが2位獲得率?1のシルビア長濱選手の四つ巴のガチバトルとなった。1位はラストアタックに開眼したか!?MR2登川選手の独特のギヤ選択がハマり唯一の13秒台で優勝。2位はギヤ選択に最後まで悩まされたRX-7喜友名選手が滑り込んだ。3位は前回優勝のMR2津田選手。こちらもギヤ選択と走りのリズムがいまいちで納得のいかない結果となった。シルビア長濱選手もペナルティながら好タイムを出していたので次回もこの4人の戦いに注目したい。
RFFクラス
- 優勝 與座 貴昭 (1分14秒228)
- 2位 糸洲 昌子 (1分16秒798)
- 3位 玉城 舞子 (1分16秒837)
- 4位 宮城 聡
- 5位 古謝 哲也
今回もインテグラ與座選手が他を寄せ付けない圧倒的な走りで勝利し、念願のシリーズチャンプを獲得した。2位には女性の戦いを制したインテグラ糸洲選手。アタック1本目はコースを見失い最下位からの大幅ジャンプアップとなった。3位は2位に0.0039秒差で競り負けたインテグラ玉城選手。最終アタックは2速ホールド走りでタイムアップするも2位に届かず。このクラスは與座選手がシリーズチャンプを確定したが、2位争いが注目となりつつある。
4WDクラス
- 優勝 崎山 太一 (1分12秒069)
- 2位 諸見里 ダニエル (1分13秒155)
- 3位 石原 昌行 (1分13秒349)
- 4位 大城 剛
- 5位 石原 俊
インプレッサ崎山選手の勢いが止まらない!アタック1本目から2位に1秒以上の差をつけて自身初となる3連勝を飾った。2位はエボを駆る諸見里選手。最終アタックは12秒台を出すもペナルティとなり、1本目のタイムとなった。3位はエボ石原選手。狭いコースにてこずり最後まで苦戦を強いられた。このクラスは崎山選手と石原選手のシリーズ争いに絞られつつある。崎山選手悲願のチャンプになれるか!?