2015 第四戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
コース紹介
今回も沖縄を代表する全日本ドライバー高江選手が作成。コースは雨を想定し、安全面を考慮されてスタート位置などを変更。下り側もエスケープゾーンを確保されているが、だからと言って無理は出来ない。また、本部席には270度ターンの見せ場があるが、横Gと旋回途中で路面ミューが変
化する難しいレイアウト。高江氏曰く「雨は車のセッティングとドライバーの技量が試されます。特にカートランドの場合、無理をすると必ずミスが出るので注意が必要です」との事。各クラス、ミスにより涙をのんだドライバーも多数いた大会となった。
チャレンジクラス
- 優勝 比嘉 雄一郎 (1分16秒543)
- 2位 稲福 正仁 (1分25秒418)
- 3位 兼城 史 (1分29秒154)
- 4位 謝敷 宗一郎
- 5位 Chris Rodriguez
今回は5台と少々寂しいチャレンジクラス。優勝はカプチーノ比嘉選手。経歴も長くいつでも卒業可能ではあったが、車両トラブルや撮影に専念している期間が長かったので卒業に時間がかかった。2位は今年安定した走りを見せるレビン稲福選手。3位はこちらも表彰台常連のインプレッサ兼城選手、次回こそは優勝なるか!?
PNクラス
- 優勝 玻名城 守人 (1分20秒967)
- 2位 山本 広志 (1分22秒617)
- 3位 宮城 勇気 (1分22秒986)
- 4位 伊波 祐
- 5位 Steve Figus
毎回盛り上がりを見せるPNクラス。今回はスイスポ玻名城選手がシリーズ開幕後では初参加&初勝利し、本命らしい貫録勝ちとなった。2位は鬼(玻名城)の居ぬ間にポイントをため続けた86山本選手。3位は慣れていないLSDの動きに四苦八苦しながらもスイスポ宮城選手が滑り込んだ。
RKクラス
- 優勝 神里 義嗣 (1分15秒133)
- 2位 高江 淳 (1分17秒655)
- 3位 喜友名 禎 (1分25秒704)
今までクラスの設定はあったが、一度も成立しなかったラジアル軽自動車が初成立した。記念すべき初ウィナーはAZ-1神里選手。一時抜かれるも再逆転し貫録の優勝を飾った。2位は全日本でも活躍する高江選手。今回、初成立に向けて喜友名選手のマシンを借りて出走した。3位はRRD2王者の喜友名選手、通勤用のアルトワークスを持ち込んだが、雨の路面に翻弄された。
RRD1クラス
- 優勝 島袋 弘明 (1分15秒609)
- 2位 長嶺 将次 (1分15秒719)
- 3位 高安 司 (1分17秒523)
- 4位 仲村 春栄
- 5位 川上 雅史
未だ勝てなかった2014年のチャンプ、ロードスター島袋選手が雨の中、2本ともトップタイムを死守してカートランド初勝利を手に入れた。2位にはロードスター長嶺選手、いつも優勝まであと一歩まで追い詰めるが、ラストアタックで痛恨のミスを犯し、今季初勝利はお預けとなった。3位は兄弟で参戦中のレビン高安司選手、今回は弟が念願の兄貴越えを果たして表彰台に滑り込んだ。今回はRKクラス成立により、神里選手がいなくなったRRD1クラス、次回の動向も気になる所である。
RRD2クラス
- 優勝 登川 和宏 (1分11秒414)
- 2位 長濱 真也 (1分14秒877)
- 3位 具志堅 興司 (1分16秒754)
- 4位 津田 隆史
- 5位 野村 慎也
去年から不調のMR2登川選手、最近過給圧が掛かっていないことを自覚したのか?きちんとメンテナンスしてきた。その甲斐あって、練習走行から絶好調!雨にも関わらず4駆をも上回るタイムを叩き出してのブッチギリの優勝。2位はもはや定位置となりつつあるか?シルビア長濱選手が雨でも安定した走りを見せつけた。3位は津田選手とのMR2争いに勝った具志堅選手が伊是名以来となる表彰台をゲットした。
RFFクラス
- 優勝 與座 貴昭 (1分13秒488)
- 2位 古謝 哲也 (1分20秒893)
- 3位 知花 圭太 (1分21秒851)
- 4位 糸洲 昌子
もはや敵なし!?インテグラ與座選手が雨でもブッチギリの完全勝利で総合でも3位に入った。2位には久々エントリーのシビック古謝選手が滑るカートランドを慎重に走り切った。3位も久々エントリーのインテグラ知花選手、あわやコースアウトになりかけるも、無理なく走って表彰台を獲得した。次回からは台数が増える情報もあり、與座選手の牙城を崩せるか?
4WDクラス
- 優勝 崎山 太一 (1分12秒758)
- 2位 石原 昌行 (1分14秒477)
- 3位 諸見里 ダニエル (1分14秒945)
- 4位 大城 剛
- 5位 宮平 真人
会場が変わろうが、マシンが変わろうが常に石原選手と大城選手の対決色が強いクラスに一矢報いる出来事が起きた。インプレッサ崎山選手が石原選手とのコンマ差を制し、2013年8月以来となる優勝を果たした。2位はエボ石原選手、最近ミスコースに悩まされてるのか?今回も2度のミスコースにより敗北を喫した。3位はエボ諸見里選手が元オーナーの大城選手をかわして表彰台に滑り込んだ。