2015 第一戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
コース紹介
今回も沖縄を代表する全日本ドライバー高江選手が作成。
スタートからいきなりのUターン、中盤には270度ターン、ゴール前に450度ターン
と徐々に難易度が上がるトリッキーな設定。
また、走行ラインの美味しい所に規制パイロンの罠があり、各車ペナルティに沈む
選手もちらほら。
但し、覚え易く1分15秒前後のコースということもあり、十分に楽しめるコースで
あった。
チャレンジクラス
- 優勝 比嘉 雄一郎 (1分17秒494)
- 2位 城間 久志 (1分18秒361)
- 3位 兼城 邦雄 (1分18秒826)
- 4位 野村 博樹
- 5位 志良堂 清人
シリーズに関係なくポイント制で卒業が決まるこのクラス。普段は撮影に忙しく、満足に車を仕上げ切れなかったカプチーノ比嘉選手が練習走行からトップを死守し完全勝利を上げた。2位はNAからターボで復活したS14シルビア城間選手がコツコツとポイントため続け、満額ポイントにより無冠の卒業となった。3位はロードスター兼城選手が卒業まで残り1ポイントと迫り、次回は優勝卒業の期待がかかる。チャレンジの常連達が徐々に卒業していく中、新たなチャレンジャーの登場が期待される。
PNクラス
- 優勝 鵜飼 洋一 (1分19秒643)
- 2位 山本 広志 (1分20秒004)
- 3位 宮城 勇気 (1分23秒440)
- 4位 兼城 次雄
- 5位 Steve Figus
今年から新しく設立したクラス、2006年以降の新型車がメインのこのクラスはスイフト玻名城選手が前日にマシントラブルで欠場。それでも6台のエントリーで盛り上がりを見せるが、開幕勝利は全日本でも2013年ランキング2位の実力者、鵜飼選手。2位は開幕勝利を狙った86山本選手だが、ダブルエントリーの鵜飼選手にオーナーキルを許す結果となった。3位はタイヤ以外ノーマル仕様のスイフト宮城選手がアクセラとBRZを僅かにかわして入賞を果たした。まだまだ、未知数を持ったクラスではあるが、スイフト玻名城選手を中心に争われることが予想される。
RRD1クラス
- 優勝 川上 雅史 (1分14秒555)
- 2位 高安 博之 (1分14秒579)
- 3位 島袋 弘明 (1分14秒829)
- 4位 高安 司
- 5位 エリック・キセーラ
今回、軽マスター又吉選手がAZ-1を降りたのでロードスターvsAE86の対決となった。優勝はカートランド初優勝のロードスター川上選手。暫定6位から一気にタイプアップして大逆転勝利となった。2位はレビン高安選手。暫定トップで折り返すものの、2本目は僅かなミスによりタイムダウンとなった。3位は昨年の王者ロードスター島袋選手。ニュータイヤ投入するもカートランドでは未だ勝利なし。今年はタイヤ戦争も絡んで全く予想が付かないクラスである。
RRD2クラス
- 優勝 喜友名 禎 (1分12秒731)
- 2位 長濱 真也 (1分13秒401)
- 3位 登川 和宏 (1分13秒568)
- 4位 津田 隆史
- 5位 具志堅 興司
こちらも開幕に合わせて新品タイヤやマシンを仕上げてきたツワモノクラス。1本目からRX-7喜友名選手が堅実な走りでタイムを削り安定の勝利。しかし、本人はまだまだ削れる所がると言った様子。2位は練習タイムではブッチギリにも関わらず徐々にタイムダウンしたシルビア長濱選手。3位はニュータイヤを投入した登川選手。こちらも練習から徐々にタイムダウンとなった。このクラスはタラレバが多いように思えるが、それを払拭したドライバーが優位に立つと思われる。
RFFクラス
- 優勝 高江 淳 (1分12秒032)
- 2位 神里 義嗣 (1分12秒447)
- 3位 與座 貴昭 (1分13秒845)
- 4位 名嘉 晋一郎
- 5位 糸洲 昌子
今回は2013年チャンプシビック名嘉選手、2014年チャンプCR-X神里選手、全日本ドライバーインテグラ高江選手という超豪華メンバーが集結。1位はやはりこの人、全日本開幕戦の最終調整とニューカラーでエントリーした高江選手。2位は3本とも0.1秒以内と安定した走りのCR-X神里選手。3位は名嘉選手をオーナキルした與座選手。以前も名嘉選手をオーナーキルした実力をもつ。このクラスは神里選手が他クラスに移籍する話もあるので、ニューマシン投入の與座選手が中心になると思われる。
4WDクラス
- 優勝 石原 昌行 (1分12秒447)
- 2位 崎山 太一 (1分12秒834)
- 3位 諸見里 ダニエル (1分12秒925)
- 4位 石原 俊
- 5位 宮平 真人
開幕勝利を狙ってセッティングと走り込みで仕上げてきたはずのエボ大城選手がまさかのトラブルで欠場。1位はライバル不在の石原選手がミスを犯しながらも3本ともトップを死守して優勝。2位は最終アタックで気を吐いたインプレッサ崎山選手が3位からステップアップした。3位は優勝を狙ったエボ諸見里選手が最終アタックでミスを犯して大幅タイムダウン。今年も石原&大城の2強に他の選手がどこまで喰らいつくことができるのか?という展開になると思われる。