2014 第十戦|OKINAWA EXCITING GYMKHANA
コース紹介
今回のコース作成者は沖縄を代表する全日本ドライバー高江選手。「先月の川村さんのコースを参考にしました。軽自動車にも優しいレイアウトにしてますが、ブレーキングとステアリングリズムが悪いとタイムは出ないです」との事。前半区間でリードしても後半で逆転されたり、その逆もあったり。また練習タイムがベストタイムだったりと各選手攻略に手こずっていた。
チャレンジクラス
- 優勝 石原 俊 (1’01”894)
- 2位 喜瀬 慎 (1’04”950)
- 3位 玉城 舞子 (1’06”026)
- 4位 志良堂 清人
- 5位 上原 彰
今回は軽自動車と二つに分かれたチャレンジクラス。普段はエボで参戦の石原俊選手がマシントラブルにより今回は石原昌行選手のエボを借りてのエントリー。アタック1本目から挙動を掴み始め、後続車を3秒近く引きなすタイムを叩き出し、アタック2本目も更にタイムを縮めて余裕の優勝で卒業まで決めた。2位は宮古島から参加のシビック喜瀬選手が走る度に確実にタイムを縮めた。3位は女性ドライバーインテグラ玉城選手が久々に表彰台に上がった。
チャレンジKクラス
- 優勝 渡邉 博明
今回はエキシビジョンマッチということもあり、今後を見据えて試験的にチャレンジの軽自動車クラスを設立。練習走行では全車互角の戦いをみせたが、アタック1本目では東北からエントリーの渡邉選手が借り物のカプチーノでブッチギリのトップタイムを叩き出しそのまま優勝。2位にはサーキット仕様のカプチーノ奥間選手がSタイヤのハンデ(プラス3秒)を背負いながらもパワフルな走りを披露。3位にはエッセで鋭い突っ込みをみせた嶺井選手の順となった。このクラス、5台以上集まれば成立するクラスなので、今後多くの参加が期待される。
RRD1クラス
- 優勝 高安 博之 (1’05”771)
- 2位 奥間 政猛 (1’08”552)
- 3位 嶺井 清行 (1’10”020)
- 4位 大城 和史
- 5位 比嘉 雄一郎
今回の優勝は兄弟でトップを狙うシリーズ2位の高安選手。最終アタックはベスト更新ならずも、ペナルティーもなく安定した走りで逃げ切った。2位は未だカートランで優勝のないシリーズチャンプ島袋選手。3位は前回優勝の銀のロードスター長嶺選手。毎回勝者が入れ替わるこのクラス、次回も見逃せない!
RRD2クラス
- 優勝 喜友名 禎 (1’02”870)
- 2位 島袋 弘明 (1’03”061)
- 3位 長嶺 将次 (1’03”540)
- 4位 高安 司
- 5位 石原 さゆり
練習走行でトップに立ったのはMR2登川選手、2番手はシルビア長濱選手。しかし、アタック1本目ではRX-7喜友名選手が全日本ドライバー山田選手とのダブルを考慮し本番タイヤを封印、練習タイヤでトップに躍り出る。各車タイムアップを狙うがコース攻略に手こずり、自己の練習タイムを上回り切れない。2位MR2登川選手、3位もMR2津田選手が100分の数秒差の戦いに割って入った。
RFFクラス
- 優勝 高江 淳 (1’01”931)
- 2位 登川 和宏 (1’02”106)
- 3位 津田 隆史 (1’02”122)
- 4位 山田 寛宣
- 5位 長濱 真也
チャンピオン神里が不在ではあったが、全日本ドライバーが5人もエントリーし、大いに盛り上がった。優勝は沖縄を代表する全日本ドライバー高江選手。練習走行から本土組に気を使わない圧倒的な速さを見せつけた。2位はJAFカップで優勝した大原選手。借り物でも素晴らしい走りを見せた。3位は全日本の改造クラスでシビックで活躍中の山越選手が着実にタイムを削った。
R4WDクラス
- 優勝 石原 昌行 (1’00”638)
- 2位 大原 史行 (1’02”344)
- 3位 山越 義昌 (1’02”437)
- 4位 久保田 尊治
- 5位 與座 貴昭
来年の公式戦参戦を見据えて完全PN仕様のエボ石原選手が圧巻の優勝。PN仕様とマシン的にはノーマルに近い状態でありながら、B車両相手に卓越したテクニックを持って練習走行から独走状態。2位はインプレッサ崎山選手。細かいカートランドに苦戦を強いられながらも同チームのライバル石原俊選手にも勝利した。3位はGT-R宮平選手。アグレッシブな走りで観客を魅了した。