エキシビジョンマッチ |OKINAWA EXCITING GYMKHANA
エキシビション戦コースレイアウト
今回のコース作成者はエキシビジョンマッチということもあって、例年通り経験豊
富でコース作りには定評のある高江氏が作成。
高江氏曰く「本土のようなスピードが乗って、なお且つ攻め甲斐のあるレイアウト
。更にチャレンジクラスがミスコースしない工夫もした。」との事。
確かに覚え易く、一見簡単そうに見えるが、スピードが乗る分、ブレーキングやラ
イン取りによって大きくタイムに影響する設定である。
事実、エキスパートクラスでは一番不利と思われた軽自動車がかなりの好タイムを
出したり、2秒のタイムハンデがあるとはいえ4駆勢が2駆勢に負ける結果となった
。
エキスパートクラス
- 優勝 高江 淳 (1’03”619)
- 2位 神里 義嗣 (1’04”075)
- 3位 久保田 尊治 (1’04”635)
- 4位 喜友名 禎
- 5位 大城 剛
普段はクラス分けされている猛者共が今回は22台の1クラスに集結!Sタイヤと4WDは2秒のタイムハンデを背負い言い訳なしの異種格闘戦!更に今回は本土からの刺客?というかほぼ沖縄常駐?のお馴染み久保田選手がモツ煮のケータリングサービス付きで参戦!その久保田選手はぶっつけ本番のEG6シビックに少々戸惑いながらも3位入賞、2位はCR-Xで得意のテクニカルだけでなくハイスピードでもイケイケだった神里選手、1位はやはりこの人、久保田選手とダブルエントリーの高江選手。常人ならありえない?ぶっつけ本番で練習走行からブッチギリのタイムで完全勝利!コース作成者が優勝者とやっちまったKYドライバー(笑)本人は「お祭りだからゆるしてね」と言ったかどうか・・・
チャレンジKクラス
- 優勝 當眞 万二郎
今回は2台だけの寂しいエントリーでしたが、RACカップでも激速で有名なミラ使いの當眞選手がエントリー。ベストタイムは1分9秒台とチャレンジFFクラスでも4位に入る好タイムを出して余裕の優勝となりました。2位はエキサイティングジムカーナ常連者のビート島袋選手。大きくロールするノーマルビートを上手に操っていました。
チャレンジFRクラス
- 優勝 比嘉 詳 (1’09”857)
- 2位 島袋 公 (1’14”352)
チャレンジ最多クラスの10台のエントリー。NA勢7台に対しターボ勢3台が迎え撃つ!コース的にターボ勢有利かと思われましたが、NA勢が上位を占める結果となりました。1位は練習走行から常に2位を3秒近く引き離しての一人異次元状態のロードスター比嘉選手が最後まで首位を独走した。2位は練習走行は緊張から上手く走れなかったS2000具志堅選手がジワリジワリと順位を上げた。3位はご存知NAシルビア使いの城間選手。アタック2本目ではタイムダウンしたものの、1本目のタイムで上位に残った。
チャレンジFFクラス
- 優勝 玉城 舞子 (1’07”663)
- 2位 具志堅 政一 (1’10”213)
- 3位 城間 久志 (1’10”481)
- 4位 糸洲 昌子
- 5位 野村 慎也
7台で争われ、車種もインテグラ、新旧シビック、デミオ、111トレノ、セリカとかなり見応えのあるクラス。練習走行から好調なデミオマスター上原選手がハイパワー車相手にハイスピードでも好タイムを叩き出す。アタック2本目では誰も届かない1分8秒台を叩き出すもパイロンタッチを犯し2位。ここぞとばかりでトレノマスター喜瀬選手が9秒台から8秒台にジャンプアップするもゴール直線で痛恨のパイロンお触りで3位。1位は何と今回からインテグラに乗り換えたばかりの女性ドライバー玉城選手!パイロンタッチを克服しラストアタックできっちりタイムを残して男性顔負けの走りで劇的勝利を飾った。
チャレンジ4WDクラス
- 優勝 石原 さゆり (1’09”002)
- 2位 上原 彰 (1’09”043)
- 3位 喜瀬 慎 (1’09”404)
- 4位 稲福 正仁
- 5位 徳森 要人
こちらは3台と少なめであるがドライバー、マシン共にチャレンジでは実力の持ち主達。練習走行では女性ドライバー石原選手が九州フェスティバル遠征前と言う事で旦那様と同じランサーエボでダブルエントリーでトップに立つ。アタック1本目では名前は同じ石原でも要修行中のエボ石原俊選手が暫定トップ。ラストとなるアタック2本目では33GT-Rスカイラインの宮平選手が激しくリヤをスライドし、更にパイロンタッチで3位。石原俊選手はミスコースでまだまだ要修行中で2位。優勝は女性ドライバー石原さゆり選手がブッチギリの1分5秒台を叩き出し優勝!これまた女性ドライバーの恐ろしさを見せつける結果となった。チャレンジクラスの男性陣よ来年は要修行也!