カロカメラ Vol.03 チームスズキが鈴鹿8耐で復活

2024-07-09

チームスズキが鈴鹿8耐で復活
今年も「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の時期が近づいてきました。通称、鈴鹿8耐(スズカハチタイ)今年は7月21日が決勝レースです。 この鈴鹿8耐に、ロードレースから撤退していたワークスチームのスズキが復活すると、3月に発表され話題になっていました。

レースウィークの1ヶ月前に2日間の事前テストがありましたので、走行を見て来ました。

復活するスズキは「チームスズキ CN チャレンジ」として参戦マシンはGSX-R1000Rで「ゼッケン0」とのこと。今回バイオ由来のサステナブル燃料を使用するなど、実験的なプロジェクトでの参戦となるため賞典外になるのだそう。
全日本ロードレースのJSB1000クラスでは、去年から非化石由来100%カーボンニュートラル燃料が導入されましたよね。MotoGPでも非化石燃料が40%以上使用されているのだとか。
今回スズキは耐久レースにこの燃料を使用することで、新たなチャレンジになるのでしょうね!

テストの日はピット裏にマシンが展示してありました。

スイッチ類も気になります!

「チームスズキ CN チャレンジ」のカラーリング(テストでは赤い外装でした)。スズキの文字が眩しい
2日間のテストで3人のライダーがスペアマシンも含め2台を交代しながら走行を続けていました。賞典外とは言え、どんなレースになるのか7月21日(日)の決勝レースが待ち遠しいです。

そして、その他に話題になっていたのがMotoGPライダーのザルコ選手が参戦するTeam HRC
マシンはCBR1000RR-R FIREBLADE SPで、ザルコ選手このテストが鈴鹿サーキット初走行と言うことでしたが、GPライダーは速かった〜!!


他の気になるチームは鈴鹿サーキットのHPで、8耐のエントリーリストをチェックしましょう!

鈴鹿8耐は多くのチームがライダー3人で参戦しています。1台のマシンを交代で走行させ、スタートから8時間後のゴールを目指します。真夏の厳しい暑さの中、ライダーにとっても、マシンにとってもタフなレースなのが想像できますよね。

過去にはこの鈴鹿8耐に、沖縄市出身ライダーの仲村優佑選手も参戦しました!(画像2019年の決勝レース ゼッケン91) どんなレースなのかスタートの緊張感から、ライダー目線の話を聞いてみたくなります。

さて、気になる鈴鹿サーキットへの行き方ですが、私が便利だと思っているのは近鉄白子駅を利用することです。例えば、飛行機で中部国際空港セントレアに到着した場合、空港から電車で名古屋駅→近鉄白子駅と乗り継ぎます。

白子駅からは鈴鹿サーキット行きのバスが出ていて、8耐の様な大きなレースでは直通バスが運行されています。テストは平日でしたので直通バスは出ていませんでしたが…市街地を通る路線バスが、鈴鹿サーキットの停留所で止まります。ゲート目の前で降りられるので便利なのです。ちなみにタクシーだと2,000円以上はかかると思います。

白子駅は鈴鹿サーキットの玄関口!?として、お出迎えしてくれます。駅構内にモータースポーツの看板がありテンション上がります。

そして、ようやく鈴鹿サーキットへ到着すると、移動の疲れも吹っ飛ぶ爆音が迎えてくれるのです。タイミングによっては静かですが…

観覧車に乗る機会があれば、コースの一番奥スプーンカーブが見えるのか?確認するのも面白いかもしれません。

今回は事情により東京駅から新幹線で名古屋駅に向かったのですが、到着した名古屋駅の新幹線ホームに、「立ち食いきしめん屋」がありました!名古屋メシのきしめん。これが目の前にあったら食べずにはいられません!駅のホームにあるなんて、さすがですよね〜!!

名古屋メシのきしめんを食べてパワーチャージ。満腹で白子駅行きの電車に乗り、白子駅からはバスで鈴鹿サーキットへ向かいました。

2024鈴鹿8耐は 7月19日(金)〜7月21日(日)開催です。

とても楽しみですね!!

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