長きにわたり愛されたボルボのベーシックセダン
ミドルクラスのFRセダン、240シリーズのデビューは74年。セダンが244と264と呼ばれた。これはボルボが83年までシリーズ名+エンジン気筒数+ドア数、という法則に従って車名をつけていたからだ。つまり、244は200シリーズの4気筒エンジン、ドア数4枚=セダン、という具合。240シリーズが画期的であったのは、ボルボ=安全車というイメージを決定づけたことにある。大きなフロントバンパーはショック吸収式で、72年に発表したボルボの安全装備コンセプトカーから採り入れたものだ。80年代以降は2.3Lの直4をメインユニットとし、1.7Lの直4を搭載するモデルも存在する。(1989.10)
基本スペック
全長
4.79m
ホイールベース
2.65m
全高
1.45m
全幅
1.72m
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