スズキ初の小型乗用車
カルタスは1988(S63)年にスズキ初の小型乗用車として誕生したクルマだ。元来はリッターカーを主力とする経済的なスモールカーという位置づけであったが、3/5ドアのハッチバックスタイルを採用し、エンジンは1Lと1.3Lの2種類。1.3LはGTと呼ばれるスポーティグレードに搭載され、高い走行性能を誇る。1995(H7)年初頭にカルタスより一回り大きい上級モデルとしてカルタスクレセントがデビューするが、このカルタスも併売され、グレードが複雑化する。(1988.9)
基本スペック
全長
3.71m〜3.9m
ホイールベース
2.38m
全高
1.35m〜1.4m
全幅
1.58m〜1.69m
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マイナーチェンジ一覧
1998年05月〜1999年08月生産モデル 内外装の仕様を変更 ヘッドライトやグリル、バンパーなどフロントマスクのデザインを変更。また1.5L、1.6L車の4ATは、新開発の制御機構を採用して燃費を改善。全車にキーレスエントリーシステムや新デザインのシートなどが採用された。(1998.5) | ▼ 見る |
1996年02月〜1998年04月生産モデル 全車の安全性能を向上 運転席エアバッグをオプション設定。さらにブレーキ性能が向上したほか、一部グレードのリアシートベルトにチャイルドシート固定機構を追加設定。また、全車にハイマウントストップランプと熱線吸収グリーンガラスが採用された。(1996.2) | ▼ 見る |
1995年04月〜1996年01月生産モデル グレード体系の見直しと装備の充実 クレセントの追加によってスポーティグレードのGTiなどを廃止し、グレードを体系を見直し、1Lが3グレード、1.3Lが2グレードの全5グレードとなった。またエアコンなどが全車標準装備となった。(1995.4) | ▼ 見る |
1994年11月〜1995年03月生産モデル 1.0Gの仕様を変更 3ドアの1.0Gの装備内容にパワーウインドウ、電動リモコンミラー、チルトステアリング、タコメーター、ドアポケット、ハイマウントストップランプなどを追加。さらに、グリーンのボディカラーが追加された。(1994.11) | ▼ 見る |
1994年03月〜1994年10月生産モデル 5ドアモデルの新グレードを追加 1Lエンジン搭載車と1.3Lエンジン搭載車に5ドアモデルを追加。それぞれエアコンやパワーステアリング、AM/FMチューナー付きカセットステレオなどを標準で装備する。(1994.3) | ▼ 見る |
1993年11月〜1994年02月生産モデル 一部グレードの仕様変更 環境・安全対策として、エアコンの新冷媒化とリア3点式シートベルトの採用を実施。そのほか、シート地やカーペット、デカールの変更なども行われた。(1993.11) | ▼ 見る |
1992年07月〜1993年10月生産モデル 新型エンジン搭載車を設定 従来はキャブレター型エンジンのみであった1L車に、電子制御燃料噴射EPI仕様を搭載する3ドアの1.0g、1.0エレッセを設定。また、エレッセはリアスピーカーが追加された。(1992.7) | ▼ 見る |
1991年07月〜1992年06月生産モデル 装備の充実と走行性能の向上 サイドドアビームとシートベルト未装着警告灯を全車に標準で装備。同時にサスペンションセッティングの見直しやロードノイズ、振動、騒音の低減対策などが行われている。(1991.7) | ▼ 見る |
1990年07月〜1991年06月生産モデル 特別仕様車が登場 創立70周年を記念して、フォグランプや14インチアルミホイール、オートエアコン、トリコット地内装、ストップランプ付きリアスポイラーなどを追加装備した特別仕様車「エスティームXGリミテッド」が登場した。(1990.7) | ▼ 見る |
1988年09月〜1990年06月生産モデル スズキ初の小型乗用車 カルタスは1988(S63)年にスズキ初の小型乗用車として誕生したクルマだ。元来はリッターカーを主力とする経済的なスモールカーという位置づけであったが、3/5ドアのハッチバックスタイルを採用し、エンジンは1Lと1.3Lの2種類。1.3LはGTと呼ばれるスポーティグレードに搭載され、高い走行性能を誇る。1995(H7)年初頭にカルタスより一回り大きい上級モデルとしてカルタスクレセントがデビューするが、このカルタスも併売され、グレードが複雑化する。(1988.9) | ▼ 見る |