低コストを徹底追求したモデル
アルトのコンセプトは明快だ。過不足のない装備と性能のハッチバックをできるだけ安く提供する。“アルト47万円”以来の伝統だ。軽自動車の仕様増大や装備過多の結果、リッターカーと価格面で肩を並べるようなクルマまで登場する中、アルトは貴重な存在である。徹底的なコストダウンと仕様・装備面の割り切りが感じられる作りには潔ささえ感じられる。特に充実装備の廉価グレードは注目したい。エンジンなど、日頃の使い勝手を最優先した企画も称賛に値する。3種類の直3ユニットをラインナップ。ミッションは5MT、3AT、4AT、CVTという多彩な設定で、FFと4WDが選べる。(1998.10)
基本スペック
全長
3.4m
ホイールベース
2.36m
全高
1.44m〜1.46m
全幅
1.48m
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マイナーチェンジ一覧
2002年12月〜2004年08月生産モデル FFモデルに5MTを設定 NAエンジン搭載のFF車に5MTを設定。10・15モード燃費値24.0km/Lの低燃費を達成した。さらに既存の4ATモデルにおいても、10・15モード燃費値を向上。価格は据え置きとなっている。(2002.12) | ▼ 見る |
2002年04月〜2002年11月生産モデル 室内の装備を充実化 運転席&助手席エアバッグとフロントシートベルトプリテンショナーを全車に標準装備。また、シート表皮の生地とデザインを変更。全車に質感が高く手触りの良いファブリック生地を採用した。(2002.4) | ▼ 見る |
2000年12月〜2002年03月生産モデル 日常での使い勝手を向上 フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプのデザインを変更し、外観の質感を向上。内装では、使いやすいダイヤル式の空調スイッチを全車に採用するほか、感知範囲が広い電波式キーレスエントリーを搭載した。(2000.12) | ▼ 見る |
1999年10月〜2000年11月生産モデル 安全性能を強化 すべてのMT車にクラッチスタートシステムを採用。これはクラッチを踏まないとエンジンがかからない、というもので、不意の急発進を防止する。さらに、全車の後席にチャイルドシート固定機構が装着された。(1999.10) | ▼ 見る |
1998年10月〜1999年09月生産モデル 低コストを徹底追求したモデル アルトのコンセプトは明快だ。過不足のない装備と性能のハッチバックをできるだけ安く提供する。“アルト47万円”以来の伝統だ。軽自動車の仕様増大や装備過多の結果、リッターカーと価格面で肩を並べるようなクルマまで登場する中、アルトは貴重な存在である。徹底的なコストダウンと仕様・装備面の割り切りが感じられる作りには潔ささえ感じられる。特に充実装備の廉価グレードは注目したい。エンジンなど、日頃の使い勝手を最優先した企画も称賛に値する。3種類の直3ユニットをラインナップ。ミッションは5MT、3AT、4AT、CVTという多彩な設定で、FFと4WDが選べる。(1998.10) | ▼ 見る |