日本市場を見定めた小型戦略車
GMの1ブランドとして1990年に小型車の生産を始めたサターン。ユーザーとの結びつきを大切にする販売手法は高い顧客満足度を獲得し、アメリカ市場で人気を博した。日本市場への導入は1997年。アメリカと同じ手法、ワンプライス制・ノープレッシャー営業・密なユーザーリレーションシップ、で販売された2代目S2シリーズは、セダンSL2、ワゴンSW2、クーペSC2の3モデルのみであったが、すべてフル装備ながら200万円以下の戦略的な価格設定がなされていた。エンジンは1.9L直4DOHC1種類のみ。ボディパネルに樹脂ポリマーを採用し、軽い衝撃程度なら復元するというユーザーフレンドリーさも特徴であったが、現在は残念ながら日本市場から撤退している。(1997.3)
基本スペック
全長
4.52m〜4.59m
ホイールベース
2.6m
全高
1.34m〜1.4m
全幅
1.7m〜1.73m
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グレードごとに違いのある項目(◯:標準装備 △:オプション装備 -:選択不可、またはディーラーオプション)
車両総重量 |
本革シート |
サンルーフ |
アルミホイール |
オーディオソース_CD |
クルーズコントロール |
クーペ | クーペ GLパッケージ | クーペ Gパッケージ |
1130kg | 1140kg | 1140kg |
ー | ◯ | ー |
ー | ◯ | ◯ |
ー | ◯ | ◯ |
ー | ◯ | ◯ |
ー | ◯ | ◯ |