シリーズ頂点に位置する高級クーペ
シリーズトップとなる800のなかでも、頂点に位置付けられていたのが827クーペ。1973(S48)年にP5クーペを生産中止して以来20年振りに誕生したクーペモデルである。スタイリングはローバー伝統の大きなグリルが与えられ、開発コンセプトである「エレガントさの中に秘める躍動的な力強さ」を表現した。シャーシやエンジン、ミッションといった基本的なメカニズムは初代ホンダレジェンドのものを使用している。全タイプにレザーシートを標準装備し、ウォールナットをインパネやセンターコンソールに採用するなど、上質かつ重厚なインテリアも自慢だ。これに加えてクーペはドアトリム、センターコンソールボックスなどにもレザーがあしらわれており、セダンよりも高貴なイメージが高められていた。搭載されるエンジンは2.7LV6SOHC。組み合わされるのは4ATだ。電動サンルーフが装備されるほか、運転席エアバッグ、ABS、サイドインパクト・ドアビームなど安全装備も備えている。(1993.3)
基本スペック
全長
4.88m
ホイールベース
2.77m
全高
1.4m
全幅
1.73m
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マイナーチェンジ一覧
1996年05月〜1999年12月生産モデル ローバー製エンジンに変更 最大のポイントは、エンジンが変更されたことだ。同じV6だが、従来のホンダ製2.7Lから自社製である2.5Lへと換装された。また、トランスミッションも変更され、ノーマル、スポーツ、ウィンターという3つのドライビングモードを選択できるようになった。このほか、内外装をリファインし、安全装備も充実している。(1996.5) | ▼ 見る |
1994年10月〜1996年04月生産モデル 安全装備の充実 すでに搭載されている運転席に加え、助手席にもSRSエアバッグが標準装備された。加えて、トランクオープナーおよびフューエルキヤップが電動式に変更され、利便性が高められている。(1994.10) | ▼ 見る |
1993年03月〜1994年09月生産モデル シリーズ頂点に位置する高級クーペ シリーズトップとなる800のなかでも、頂点に位置付けられていたのが827クーペ。1973(S48)年にP5クーペを生産中止して以来20年振りに誕生したクーペモデルである。スタイリングはローバー伝統の大きなグリルが与えられ、開発コンセプトである「エレガントさの中に秘める躍動的な力強さ」を表現した。シャーシやエンジン、ミッションといった基本的なメカニズムは初代ホンダレジェンドのものを使用している。全タイプにレザーシートを標準装備し、ウォールナットをインパネやセンターコンソールに採用するなど、上質かつ重厚なインテリアも自慢だ。これに加えてクーペはドアトリム、センターコンソールボックスなどにもレザーがあしらわれており、セダンよりも高貴なイメージが高められていた。搭載されるエンジンは2.7LV6SOHC。組み合わされるのは4ATだ。電動サンルーフが装備されるほか、運転席エアバッグ、ABS、サイドインパクト・ドアビームなど安全装備も備えている。(1993.3) | ▼ 見る |