上質なフラッグシップサルーン
当時トップに位置していた4ドアサルーン。スタイリングはローバー伝統の大きなグリルが与えられ、開発コンセプトである「エレガントさの中に秘める躍動的な力強さ」を表現したものだ。シャーシやエンジン、ミッションといった基本的なメカニズムは初代ホンダレジェンドのものを使用している。日本にはセダンとクーペが輸入されたが、のちにセダンのみの設定となった。全タイプにレザーシートを標準装備し、ウォールナットをインパネやセンターコンソールに採用するなど、上質かつ重厚なインテリアも自慢だ。搭載されるエンジンに応じてグレードが設定されており、2.7LV6(827SLi)と、2L直4 (820SLi)が用意されていた。組み合わされるのは4AT。電動サンルーフ、60:40分割可倒式リアシートなどの快適装備に加え、運転席エアバッグ、ABS、サイドインパクト・ドアビームなど安全装備も備えている。(1993.3)
基本スペック
全長
4.88m
ホイールベース
2.77m
全高
1.4m
全幅
1.73m
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グレードごとに違いのある項目(◯:標準装備 △:オプション装備 -:選択不可、またはディーラーオプション)
車両総重量 |
前席シートヒーター |
シートリフター |
シートポジションメモリー機能 |
運転席パワーシート |
オーディオソース_CD |
クルーズコントロール |
825Si | 825SLi |
1390kg | 1430kg |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
△ | ◯ |
ー | ◯ |