プジョー人気を確立した205シリーズ
日本市場においてプジョーの認知度を一気に引き上げたのがこの205シリーズだろう。ピニンファリーナとプジョーの合作によるハッチバックデザインが魅力的なFFコンパクトカーだ。本国デビューは1983年で、日本へは1986年からオースチン・ローバー・ジャパンによって輸入された。ヨーロッパではベーシックなコンパクトカーとしてベストセラーカーとなったが、日本における人気は多少意味合いが異なっていた。日本市場で圧倒的な支持を得たのは最もホットなバージョンであるGTIシリーズだったのだ。フォグランプを埋め込んだバンパースポイラーや小ぶりなリアルーフエンドスポイラー、さらにはブラックアウトされたフェンダーアーチ、そしてその中に収まるワイドタイヤと専用アルミホイールが特徴的なスポーティモデルで、これほど運転する楽しさに満ちていたクルマはいまだかつて数少ない。当初は1.6Lの105ps版であったが、その後115ps、さらに1.9Lの120psへと発展する。人気は初期のテンロクキャブ車。カブリオレモデルのCTIも一世を風靡した。
基本スペック
全長
3.71m
ホイールベース
2.42m
全高
1.35m〜1.38m
全幅
1.57m〜1.59m
|
グレードごとに違いのある項目(◯:標準装備 △:オプション装備 -:選択不可、またはディーラーオプション)
ハンドル位置 |
全長×全幅×全高 |
車両総重量 |
タイヤサイズ |
排気量 |
最高出力 |
最大トルク 回転数 |
ミッション |
本革シート |
サンルーフ |
アルミホイール |
フロントスポイラー |
リアスポイラー |
オーディオソース_CD |
キーレスエントリー |
GTI | GTI | GTI | SI | SI | SI | SI 1.6 | SI 1.6 |
L | R | R | L | L | R | L | R |
3.71m×1.59m×1.38m | 3.71m×1.59m×1.38m | 3.71m×1.59m×1.38m | 3.71m×1.58m×1.37m | 3.71m×1.58m×1.37m | 3.71m×1.58m×1.37m | 3.71m×1.58m×1.37m | 3.71m×1.58m×1.37m |
940kg | 940kg | 970kg | 880kg | 910kg | 910kg | 900kg | 900kg |
前:185/55VR15 後:185/55VR15 | 前:185/55VR15 後:185/55VR15 | 前:185/55VR15 後:185/55VR15 | 前:165/70R13 後:165/70R13 | 前:165/70R13 後:165/70R13 | 前:165/70R13 後:165/70R13 | 前:165/70R13 後:165/70R13 | 前:165/70R13 後:165/70R13 |
1904cc | 1904cc | 1904cc | 1904cc | 1904cc | 1904cc | 1579cc | 1579cc |
120ps | 120ps | 120ps | 100ps | 100ps | 100ps | 90ps | 90ps |
(15.2) n・m(kg・m) 3000rpm | (15.2) n・m(kg・m) 3000rpm | (15.2) n・m(kg・m) 3000rpm | (14.4) n・m(kg・m) 3000rpm | (14.4) n・m(kg・m) 3000rpm | (14.4) n・m(kg・m) 3000rpm | (12.8) n・m(kg・m) 3000rpm | (12.8) n・m(kg・m) 3000rpm |
5MT | 5MT | 4AT | 5MT | 4AT | 4AT | 4AT | 4AT |
◯ | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー | ー |
◯ | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー | ー |
◯ | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー | ー |
◯ | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー | ー |
◯ | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー | ー |
△ | △ | △ | △ | △ | △ | ー | ー |
◯ | ◯ | ◯ | ー | ー | ー | ー | ー |