カリフベースのエボリューションモデル
1980年代初頭に登場し、新生マセラティ社復興の源となったビトゥルボシリーズ。ビトゥルボをベースにスペシャルチューニングを施し、スポーツモデルに仕立てたのがシャマルだ。1989(H1)年に発表され、1990(H2)年から生産・販売された。正確にはビトゥルボをショートホイールベース化したスポーツモデル、カリフのエボリューションともいうべきモデル。デザインデコレーションは特徴的なリアフェンダーのデザインからもわかるように、ランボルギーニカウンタックを手がけたマルチェロ・ガンディーニが担当した。のちのメインモデル、ギブリへと発展するデザインイメージカーでもあった。搭載されるエンジンはオールアルミ製3.2LのV8のDOHCで、これにツインターボを付加し326psというビッグパワーをものにしていた。6MTが組み合わされ、最高速度は260km/h以上を誇る。(1990.7)
基本スペック
全長
4.1m
ホイールベース
2.4m
全高
1.3m
全幅
1.85m
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