リンカーンブランドのミドルセダン
アメリカの良心とも言うべきリンカーンブランドが打ち出した新機軸が、このアッパーミドルクラスセダンのLSだった。基本的なメカニズムは同じフォード傘下のジャガーSタイプと共有する。スタイリングはそれまでのリンカーンのイメージとはおよそかけ離れたもので、フォードはこのスタイルでヨーロッパ市場への意欲を示したのだった。事実、このデザイナーはアメリカとヨーロッパの融合をテーマにしたという。駆動方式は当然ながらSタイプと同じくFR(後輪駆動)で、搭載されるエンジンも同様3LのV6と3.9LのV8の2種類が用意されていた。(1999.10)
基本スペック
全長
4.94m
ホイールベース
2.91m
全高
1.46m
全幅
1.86m
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グレードごとに違いのある項目(◯:標準装備 △:オプション装備 -:選択不可、またはディーラーオプション)
車両総重量 |
10・15モード燃費 |
排気量 |
最高出力 |
最大トルク 回転数 |
シートポジションメモリー機能 |
サンルーフ |
V6 | V8 |
1610kg | 1690kg |
7.7km/L | 6.9km/L |
2967cc | 3949cc |
213ps | 256ps |
(28.3) n・m(kg・m) 4750rpm | (36.9) n・m(kg・m) 4300rpm |
ー | ◯ |
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