多く限定車を設定している
デルタシリーズ自体のデビューは思いのほか古く、1979(S54)年のデビューだ。フィアットリトモのコンポーネンツを使ってランチア独自の味つけが施された5ドアハッチバックであった。オリジナルモデルの評価は高く1980(S55)年のヨーロピアン・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれているが、デルタの名前を一躍世界中のクルマ好きに知らしめたのは、なんといっても一連のインテグラーレシリーズだ。1987(S62)年から始まったWRCグループA規格に合わせて最低5000台というホモロゲーション取得のために作られたHF4WDが、インテグラーレとは呼ばないものの実質上の元祖である。2L直4インタークーラーターボエンジンをトルクスプリット式フルタイム4WDで駆動するもので、1987(S62)年に早速メイクスチャンピオンの座を獲得した。このモデルを端緒に、ラリーでの必勝を期すべく初代HFインテグラーレ(185ps)、16V(200ps)、エボルツィオーネ(210ps)、エボルツィオーネII(215ps)へと発展した。ジアッラやコレッチオーネなど限定車の多さでも有名だ。(1992.1)
基本スペック
全長
3.9m
ホイールベース
2.48m
全高
1.36m〜1.37m
全幅
1.77m
|
グレードごとに違いのある項目(◯:標準装備 △:オプション装備 -:選択不可、またはディーラーオプション)
全長×全幅×全高 |
最低地上高 |
車両総重量 |
タイヤサイズ |
最小回転半径 |
最高出力 |
最大トルク 回転数 |
マニュアルエアコン |
パワーウインドウ |
アルミホイール |
フロントフォグランプ |
スピーカ数 |
オーディオソース_カセット |
オーディオソース_ラジオ |
ABS |
バケットシート |
HFインテグラーレ エボルツィオーネ 4WD | HFインテグラーレ エボルツィオーネII 4WD |
3.9m×1.77m×1.37m | 3.9m×1.77m×1.36m |
-m | 0.12m |
1350kg | 1340kg |
前:205/50ZR15 後:205/50ZR15 | 前:205/45ZR16 後:205/45ZR16 |
0.0m | 5.2m |
210ps | 215ps |
(31) n・m(kg・m) 3500rpm | (32) n・m(kg・m) 2500rpm |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |
ー | ◯ |