日本市場を意識したファミリーカー
大ヒットとなった初代トーラスのモデルチェンジにあたってフォードは攻めの姿勢を貫いた。この2代目モデルは非常にダイナミックで有機的なラインをもつスタイリングとなり、1996(H8)年に発表された。5mクラスのボディサイズながら、そのスタイル故か、見た目には小さく感じる。しかし、逆に室内はボディサイズを実感できる広さがあり、初代よりも居住性やラゲージスペースの積載能力が向上していることがわかる。日本市場へは1997(H9)年に登場したが、日本向け専用部品の採用やデザイン変更を行っているのがポイント。例えばフロントマスクはオリジナルが丸目4灯で日本市場では不利とみるや、楕円ライトの2灯式に改める、といった具合である。ただし商業的には失敗に終わり、1999(H11)年以降日本市場では販売されていない。(1996.2)
基本スペック
全長
5.03m〜5.09m
ホイールベース
2.76m
全高
1.45m〜1.51m
全幅
1.86m
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マイナーチェンジ一覧
1998年07月〜1999年12月生産モデル | ▼ 見る |
1997年04月〜1998年06月生産モデル 価格の引き上げとラインナップの追加 円安の進行と定着による輸入コストの大幅な増加により価格を引き上げた。改訂幅は平均2.7%。また、3.0GLと3.0GLの電動サンルーフ/本革シート装着モデルをラインアップに追加した。これはユーザーからの要望に応えたもの。(1997.4) | ▼ 見る |
1996年02月〜1997年03月生産モデル 日本市場を意識したファミリーカー 大ヒットとなった初代トーラスのモデルチェンジにあたってフォードは攻めの姿勢を貫いた。この2代目モデルは非常にダイナミックで有機的なラインをもつスタイリングとなり、1996(H8)年に発表された。5mクラスのボディサイズながら、そのスタイル故か、見た目には小さく感じる。しかし、逆に室内はボディサイズを実感できる広さがあり、初代よりも居住性やラゲージスペースの積載能力が向上していることがわかる。日本市場へは1997(H9)年に登場したが、日本向け専用部品の採用やデザイン変更を行っているのがポイント。例えばフロントマスクはオリジナルが丸目4灯で日本市場では不利とみるや、楕円ライトの2灯式に改める、といった具合である。ただし商業的には失敗に終わり、1999(H11)年以降日本市場では販売されていない。(1996.2) | ▼ 見る |