アルミ素材を多用したフラッグシップモデル
アウディA8はアウディスペースフレーム=ASFと名づけられた構造をもつオールアルミニウムの高級車であった。ASFとは簡単に言ってしまえば、押し出し成型されたアルミニウム材に真空鋳造パーツを結合しオールアルミニウムのかごを作る。そこに強度の出るパンチリベット溶接でアルミシートパネルを張り付けてアウターボディシェルを型成するという方法だ。スチール素材で作るよりも40%もの軽量化を実現。さらにはリサイクル性の高さや総使用エネルギー量の低減など環境にも優しい。300psを発生する4.2Lの V8DOHCユニットをクワトロシステムに組み合わせた、全長5m超の大型高速サルーンの誕生であった。(1995.5)
基本スペック
全長
5.04m
ホイールベース
2.88m
全高
1.44m
全幅
1.88m
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マイナーチェンジ一覧
2000年09月〜2004年01月生産モデル 安全装備の充実 従来はオプションであったキセノンヘッドランプ、APS(アコースティック・パーキング・システム)を標準装備化。また、新たにコンフォートシート、自動防眩ドアミラー、自動防眩ルームミラーが追加設定された。(2000.9) | ▼ 見る |
1999年08月〜2000年08月生産モデル 内外装の変更と4.2Lエンジンの変更 内外装が変更されたほか、4.2LV8エンジンが5バルブ化され、最高出力が310psにアップした(1999.8) | ▼ 見る |
1998年06月〜1999年07月生産モデル ナビゲーションシステムの変更 ナビゲーションシステムを中心としたオプションパッケージ、マルチメディアステーションを新設定。コンソール部分の2DINスペースに5.6インチのモニターがビルトインされ、コントロール部分でテレビ、ラジオ、CDなどの操作を可能にするもの。(1998.6) | ▼ 見る |
1996年10月〜1998年05月生産モデル 新エンジンを追加と装備の充実 3.7LのV8DOHCエンジンを搭載する3.7(前輪駆動)を追加。このほか、フロント、およびリアシートに、側面衝突から乗員を守るサイドエアバッグ4つが標準装備された。(1996.10) | ▼ 見る |
1995年10月〜1996年09月生産モデル 装備の充実化 電動リアサンブラインド、リアサイドブラインド、BOSEサウンドシステムを装備するなど、おもに後席の居住性、快適性が向上されている。また、右ハンドル車が設定された。(1995.10) | ▼ 見る |
1995年05月〜1995年09月生産モデル アルミ素材を多用したフラッグシップモデル アウディA8はアウディスペースフレーム=ASFと名づけられた構造をもつオールアルミニウムの高級車であった。ASFとは簡単に言ってしまえば、押し出し成型されたアルミニウム材に真空鋳造パーツを結合しオールアルミニウムのかごを作る。そこに強度の出るパンチリベット溶接でアルミシートパネルを張り付けてアウターボディシェルを型成するという方法だ。スチール素材で作るよりも40%もの軽量化を実現。さらにはリサイクル性の高さや総使用エネルギー量の低減など環境にも優しい。300psを発生する4.2Lの V8DOHCユニットをクワトロシステムに組み合わせた、全長5m超の大型高速サルーンの誕生であった。(1995.5) | ▼ 見る |